ちゃおチャオブログ

日々の連続

イベリア周遊の旅(128)公園内の様々な人々。



レティ―ロ公園の池の周囲には幅広の遊歩道があって、沢山の市民が散策している。
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沢山の市民が公園に繰り出している。
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良い公園と湖だ。
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木陰では市民が寛いでいる。
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緑陰の中で気持ちよさそうだ。
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この人達は何かのサークルか・・
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僅か1杯のビールでも気持ちよくなった。明るい陽光の下、穏やかな家族や人々を眺めているだけで気持ちよくなり、更にビールが輪をかけた。混んでいる店でいつまでもゆっくりは出来ない。ぶらぶらと人の流れに乗って地下鉄駅のあるアルカラ門に向かって歩いていくことにしよう。

池を取り巻く様に幅広の遊歩道ができている。その遊歩道のあちこちに大道芸人、仮装芸人、占い師などがいて、特に子供たちには人気のようだ。今の日本では村の鎮守の祭りも廃れてしまって、お祭り自体が形骸化しているが、ここレティ―ロ公園ではそんな昔の日本の村の祭りを思わせる。スペインの出生率が何人かは知らないが、見ていると案外赤ちゃん連れの親子が多い。少なくともこの公園で眺める光景からは、この国では日本のような人口減少のなさそうだ。囃子の音楽とかマイク音、花火の音や子供の叫び、等々の音響や騒音は全くなく、静かなもので、それだけは日本の村の祭りとは違っている。

平和だ。情熱と闘牛の国スペインの今まで抱いていたイメージとは全く異なった平和な市民の集まり。500年前、僅か200人の兵力で1000年も続いたインカ帝国を僅か数日で滅ぼした強国。世界の海を支配した無敵艦隊。そうした過去の栄光からは程遠い今の姿。平和国家としての今の居場所に安住しているようだ。そう言えば隣国ポルトガルの元外相グテーレスは今は国連事務総長だ。世界を二つに分割統治したスペインとポルトガル。今この二つの国は中型の普通の国に収まり、市民は平和を享受している。これから人口の減っていく日本。半世紀後には日本もこの様な平和な市民国家に変貌しているだろうか・・。



ベンチで寛ぐ夫婦像。
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実際に何かを語り合っている二人。
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大道芸人もあちこちにいる。
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小さな子供が半分面白がって、心配そうにしている。
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この人はこれから何かのパフォーマンスを始めそうだ。
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ギョギョ、怪物もいる!
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