ちゃおチャオブログ

日々の連続

イベリア周遊の旅(138)トレドを下る。

トレドは街も古く、教会もあちこちにある。
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守護神に挨拶し、街を下って行くことにした。
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この教会ともお別れだ。
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市の城門に向かってだらだら坂を下って行く。
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城門近くにも綺麗なレストランがあった。
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さてトレドでボンゴレのお昼を食べて、そろそろこの町を去ることにする。小さな町だから、お昼時間を入れても2時間もいれば十分だろう。町自体の古さには魅せられるが、それ以外ではそれ程多くの見るべきものがある訳ではない。レストランの目の前の教会に立ち寄り、そこから市の城門へ続く下り坂を下りていく。

最初にこの町へ来た時には気が付かなかったが、駅近くの崖下から、この町へ直結するエレベーターが造られていて、多くの観光客、住民はこのエレベーターを利用して、旧市街までやってくる。自分はこの便利なエレベーターを知らずに、バスでやってきたが、確かにバスの乗客はそれ程多くはなかった。

丘の上と下の街並みを結ぶのにリスボンでは市電のケーブルカーが運行されたり、このトレドと同じような、垂直のエレベーターが街中に作られたりしているが、日本の場合、駅にはエレベーターがどこにもあるが、街中の市民生活の場にエレベーターが利用されている例は殆どなく、この町にこんな便利な乗り物があるとは、来た当初は思いも至らなかった。スペイン人もポルトガル人も日本人以上に進んでいるようだ。

市のメインストリート、だらだら坂を下って行くと、城門に出る。今朝来た時、バスの中からこの立派な城門ゲートを見たが、今は徒歩だからゆっくり眺められる。日本のお城で言えば大手門。この町、その城の玄関口で顔になる。最大の頑丈さと豪華さを兼ね備えている。江戸の大木戸や平城京朱雀門のように、ここの城門も夜になるとピッタリ閉じられ、夜間の出入りはできなくなろうのだろうか・・。城門を出てからも尚だらだらの下りは続き、駅に向かって坂道を下って行った。振り返って街を眺めると、トレドは天空の中に築かれた町のように思えた。



凄く堅牢で壮麗な城門だ。
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町は丘の上にあり、難攻不落であったに違いない。
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城門付近から駅方面を眺める。
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街を半円状に巻くタホ川も見える。
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駅方面の新市街が広がっている。
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