ちゃおチャオブログ

日々の連続

イベリア周遊の旅(139)高速バスに乗って、マドリードへ戻る。

坂を下り下りと、トレドの全貌が見えてくるようになる。
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実に強固な石垣だ。
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又別の城門が見えてきた。
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駅の方向に歩いていくと、トレド市街地の全体像が見えてくる。
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これは又凝ったデザインの芸術的な城門だ。
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トレド旧市街からの下り坂は、急な坂道はなく、だらだらと下って歩く感じで、程よい散歩コースにもなっている。ゆっくり下って行くので、周辺の景色も良く見ることができ、時々は立ち止まり、後ろの旧市街を眺めることもできる。旧市街を取り巻く城門は複数あり、シェークスピア劇に出てくるような凝った造りのトーチを眺めては感心する。日本の平板的な大手門と比べ、何と芸術性の高いものかと。この町にはキリスト教徒、ユダヤ人、イスラム教徒が混在して住み着き、最後に支配したキリスト教徒が民族の優位性を誇示するために、この様な華美な城門を造ったのか・・。

坂を下り下りると、この町の全体像が見えるようになり、その規模の大きさも分かってくる。16世紀までのカステーリョ王国の王都。都に相応しい威容が坂の下から見て取れた。

城門を出ると、そこはもう現代的な地方都市の郊外の雰囲気で、国道にも普通の車の流れがある。中世から現代に舞い戻った感じだ。駅の方向に歩いていくと、道路標識が出ていて、左手数分の場所にバスターミナルがある。そうだ、帰りはRenfeではなく、バスで戻ることにしよう。

バスターミナルはかなり大きなセンターになっていて、あちこち各方面へのバス路線がある。窓口で聞くと、マドリード行は後10分ほどで来るようだ。値段も安い。6ユーロでRenfeの半額だ。乗り場で暫く待ってバスに乗る。出ると直ぐに高速道に入り、真っすぐ北上する。この路線はALSAとは違うようだが、車両も新しく、クッションも良く、快適なバスの旅だ。これから1時間、外の景色を楽しむことにしよう。



国道を駅方向に向かって歩いていくと、途中にバスターミナルがあった。
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そうだ、帰りは高速バスで戻ることにしよう。
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程なくしてマドリード行のバスはやってきた。
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バスはターミナルを出ると直ぐにも高速道に入る。
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マドリードまでの1時間、快適なバスの旅になりそうだ。
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