ちゃおチャオブログ

日々の連続

5.28.(月・晴れ)国会中継。熊本射殺事件。90歳の殺人者。

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午前午後NHK国会中継。午前中は参院、午後から衆院での集中審議、野党は主に森加計問題で総理を追求。究極のどんでん返しは加計担当者が嘘の証言を愛媛県今治市にした、との公表で、総理も加計氏も会ってはいないのに、会ったことにして県や市の担当者に伝えた、とのことである。
確たる証拠があれば、実際に「究極のどんでん返し」になる筈のものだが、現実にはそうはならず、尚総理追及の矛先は収まらない。「李下に冠を正さず」を総理はしばしば使っているが、今までの総理の言動がそうはなってはいないので、綺麗などんでん返しとはならない。総理の好きな言葉、不徳の致すところ、だろう。
戦後しばらく総理の指南役として安岡正篤がいて、歴代総理も何かあると小田原の安岡邸に相談に行っていたが、安倍総理にはそうした指南役はいないようで、言葉だけが遊離していて、聞いている国民には言葉遊びにしか響かない。
いずれにしても、秋の総裁選、きれいさっぱり辞任し、後任に託すべきだ。逆噴射して、総選挙でもやろうものなら、自民の大幅な退潮は避けられないだろう。

熊本で包丁を振り回し、住民や警察官にケガをさせた男がその場で射殺された。警察官による犯人射殺は日本では珍しいことだが、男が包丁を持って警察官に馬乗りになっていた、と言うから、発砲も正当防衛になるだろう。ただ、そうなる前に犯人との接近時に、警棒で包丁を叩き落すとか、さす又、電気銃等で、制圧することはできなかったのか・・。
多分犯人は半狂乱になっていたと思われる。半狂乱者に対する対処方も日頃から訓練していると思うのだが・・。

茅ケ崎で90歳の高齢者が運転を誤り、歩行者数人を跳ねて、内一人50代の女性を死亡させた。平均寿命から言えば、もうとうに亡くなっていても不思議でない年齢だが、日頃から普通車を運転していた、とは驚きだ。
マレーシアではマハティールが92歳で首相に返り咲いたが、それは政治の世界での話。車は走る凶器で、一歩間違えれば殺人者に早変わりする。90歳のおばあさん、今までどんな人生を歩んできたのか、最後の土壇場で殺人者になってしまった。長生きしすぎたと臍をかんでも後の祭り。自己を恃むとしても、車が凶器に早変わりするということを忘れていたのが、最大の落ち度だ。


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