ちゃおチャオブログ

日々の連続

イベリア周遊の旅(160)Pension Pamplona。

夕方ではあるがまだ日が高い。
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フロントでは鍵を3個渡される。
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3号棟のビルのドアを開け、エレベータで5階に下りるとエレベーターホールに面して6つのドアがある。
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6つのドアの内、Aのドアを開けて中に入っていく。
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Aセクターは更に幾つかの小部屋に分かれていて、4号室が宿泊場所だ。
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アジアの旅行に際しては主にAgodaのホテルネットを利用しているが、欧州の場合はAgodaよりもBooking.comの方がカバレッジが広いようで、今回のホテル予約はBooking.comを利用した。低料金で且つ物価の安いスペイン・ポルトガルとは言え欧州の一国で、安宿を探すのも苦労する。大体がペンションかホステル(Hospederia)で、日本で言えば旅館か木賃宿。それでも寝る場所、ベッドさえ確保できれば良いと思っていた。

ここパンプローナではPension Pamplona,1泊24.55ユーロ、スペインの場合消費税が10%ついて+2.45ユーロ、円換算で3359円となる。今朝この町に着いたとき、駅で予約表を見せて場所を聞いたところ、若い通行人がそれを見て「大学町」だと言っていた。住所を見ると成程「Clinica Universitaria」と出ているので、何か大学病院のある町らしく、タクシー運転手に見せたら、一発で運んでくれた。

大学町らしく整然とした区画の中に中高層のビルが点在している。規模としては筑波の学園都市のような大規模なものではなく、宮崎の学園町とか、どこか地方都市の新設大学のキャンパスを中心とした新しい街並み、大学町と言った感じの規模だ。

フロントでリュックを受け取ると、数珠繋ぎになった鍵を3個渡される。フロントの案内で部屋に向かうと、先ず最初に建物に入るドアのキー、次に5階にエレベーターで上がり、下りたホールに面して6方向にドアがあって、その内のAのドアを開け、その中が更に幾つかの部屋に分かれていて、4号室が自分の泊まる部屋だった。だから1度部屋を出ると、3回ドアを開けないと自室には辿りつけない。鍵にはそれぞれのドアのナンバーが付けられているので、迷うことはないのだが、多分これは学生・教職員用に作られたマンションが、入居者がなく、用途を変えてコンドミニアムの宿泊施設にしているに違いない。

部屋にはツインのベッドがあり、トイレシャワーも完備されていて、清潔だ。勉強机も置いてあって、学生さんか大学教職員が長期に滞在するには丁度良い広さと空間だ。このAセクターには共用の炊事場や冷蔵庫などもあって、自炊や洗濯なども出来るようになっている。ヨーロッパでの現代版下宿屋かも知れない。全く静かな部屋で一休みし、まだ日も高い。暗くなる前に少し外に出てみることにした。



部屋はツインで、小ざっぱりした清潔な部屋だ。
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トイレシャワーも清潔だ。
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共用の炊事場などもあって、長期滞在も可能だ。
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どの部屋から出てきたか、学生に、自分は東京から来た、と言ったら、こんにちわ、と日本語で挨拶された。
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まだ少し日も残っているので、ホテル周辺を歩いてみる。あの尖った山はザビエルの故郷の辺りか・・
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