ちゃおチャオブログ

日々の連続

イベリア周遊の旅(168)ザラゴザに向けて。

高速道は良く整備されている。日本のような渋滞もない。
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前方に料金所が見えてきた。
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料金所を通過すると、昨日Renfeから見た採石場が見えてきた。
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この山は石灰を取るのか、砕石を砕くのか、分からないが、相当に規模の大きい採石場だ。
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採石場を過ぎると田園地帯が広がってくる。
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パンプローナからバルセロナまでは約400キロ。東京ー名古屋の少し先位の距離だ。途中にザラゴザという大きな街があり、それは丁度中間点辺りに位置する。長距離バスは先ずはその街に向かって高速道を疾走する。高速道は日本と同じように有料制で、料金ゲートがある。自動チャージも又日本同様に、いちいち料金清算しないで、バーが自動的に上がり、ややスピードを緩めて通り抜けていく。パンプローナの市域は僅かなもので、直ぐにも郊外の田園地帯に出て、何回か高速道を出て、一般道のバスストップで乗客を乗せていく。

料金所を通過すると、昨日Renfeの車窓から眺めた採石場が見えてくる。大きな採石場だ。秩父セメント武甲山の山肌が削り取られるように、ここでも山肌が大きく抉られている。砂利用の砕石なのか、石灰岩なのかは分からないが、このような採石場が3-4か所飛び飛びに並んでいて、バスの左側に見えていた山塊は遠のいていく。遠くに山脈が見えて、その間は広い平原、果樹園などになっている。工場も時々は見えるが数は少ない。勿論日本とは比べ物にならない程、数は少ない。

時々、小山をまるまる住宅地にしたような町が見えてきたり、ちょっとした街並みが高速道の直ぐ近くに現れたり、又、この国は風力発電がよく発達しているようで、遠方の山並みにずらっと何十本も並んで立っている風車がみるみる近づいてきて、通り過ぎていく。スペインもEUの一国として、それなりに頑張っているのだ。景色は案外単調ではない。よく目を凝らして眺めていれば、いろいろなことが見えてくる。当分転寝は出来そうにない。



ああ、これは珍しい町だ。小山がそっくり町になっている。
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前方の山の上には風力発電の風車が並んでいる。
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バルセロナまでのほぼ中間点、ザラゴザまで136キロ、マドリッドまでは368キロだ。
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この国では風力発電が発達しているようだ。
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窓の外の景色は単調でなく、目を楽しませてくれる。
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