ちゃおチャオブログ

日々の連続

イベリア周遊の旅(188)カタルーニャ美術館鑑賞。

1階のエントランスホール。全体に大理石がふんだんに使用され、超豪華な建物になっている。
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これ程の美術館が人々に無料で開放されているとは!
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ホールの一番奥には、3階に上がるガラス張りのエレベーターがある。
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先ずは3階に上がってみた。・・ああ、ミロか??
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ここにはミロ、ゴッホ等を初めとする近代画家の作品が展示されている。
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スペイン広場からモンジュイックの丘の上に建つカタルーニャ美術館まで約500-800mのなだらかな坂道を上ってきて、美術館前の丘の上から暫しバルセロナ市内の全貌を見渡した。さて一休みし、これから美術館に入ることにしよう。入り口ホールは壮麗重厚な総大理石造り。床面は輝き、光を反射している。ここは戦前のスペイン内戦前に開催されたバルセロナ国際見本市会場で、この王宮風の建物はスペイン政府館として建設されたもので、万博終了後には、カタルーニャ美術館としてRe-Openされたものである。パリ万博ではエッフェル塔バルセロナ万博ではこのカタルーニャ美術館、等々、後世に語り継がれるものとなっている。日本では大阪千里丘陵は広大な団地に変わり、僅かに太陽の塔が残っているだけなのだが・・。

マドリッドプラド美術館では確か7-8ユーロ、1000円程度の入館料を取られたが、このカタルーニャ美術館は無料だ。入り口正面にカウンターがあって、美人のセニョリータが何人か受付をしていて、そこで入館料を支払うのかと思ったら、無料とのことだった。そのカウンターは館内ガイダンスのイヤホンモニターの貸し出し所になっていて、日本語の案内もあった。館内ガイダンスはプラドでもあったが、イヤホンを聞きながら絵画鑑賞するのも何か高尚過ぎて自分には似合わず、自分は殆どの場合、このガイダンスを利用することはない。

前置きが長くなったが、早速館内鑑賞に向かおう。建物は3階建てになっていて、1階大エントランスホールの一番奥、突き当りに3階に上がるガラス張りエレベーターがある。最初にそのエレベーターに乗って、最上階まで行く。ここの階にはミロとかゴッホの近代絵画の展示室があるようだ。自分は絵画に疎く、いや疎いのは絵画だけに限る訳ではないのだが、特に絵はど素人で、見て写真を撮るだけに終わってしまうが、それでもこの美術館は写真撮影OKで、嬉しくなる。絵画の価値は分からないが、取り敢えずは、気に入った作品の写真撮影に努めよう。



古典派の作品も同時に展示されている。
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ああ、ゴッホゴリオ爺さんに似た絵の構図だが・・
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ああ、スペイン王家の王女や妃様。
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ナポレオン戦争の頃のものか・・
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教養の無い人が名画を見ても、猫に小判か・・
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