ちゃおチャオブログ

日々の連続

イギリスの3日間(12)テムズ川を渡ってシテイへ。

ウオタールー駅のあるサウスバンクからバスは再びテムズ川を渡り、旧市街に入る。
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今渡っている橋はウオータールー、前方にシャードの高層ビルも見える。
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テムズ川遊覧船の奥にシェイクスピア・グローブシアターも見える。
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あの橋がミレニアムブリッジか・・
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バスは旧市街に戻り、シテイに向かう。古いビルも見えてきた。
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アーバステムズ川南岸のサウスバンクと呼ばれるウオータールー駅の周辺を走り、ロンドンで一番高いビル「シャード」の間近を通り、再びテムズ川を渡ってロンドン旧市街に入る。これから向かう先は「City」地区で、これは日本語で言う「市」のこと。いまでも「シテイ」は世界の金融センターではあるが、ここは昔から、ロンドンが街を形成する古い時代から、この地区は特別な商業「ギルド」を作っていて、周囲に城壁を巡らし、治外法権的な特権を持っていた。今はそうした特権も取り上げられて、普通のロンドン市内の一地区になっているが、昔の伝統を引き継いで、世界の金融資本が今でもこの地区に集まってきている。しかも「City」という特殊な地区の固有名詞は、今では広く一般の「市」として、普遍的な普通名詞になっている。

テムズ川を渡っている橋は、先刻見た駅名と同じウオータールーブリッジだ。先ほどもウエリントン将軍とナポレオンの戦いを思い出したが、日本人には「ワーテルローの戦い」と言った方が馴染み深い。19世紀の世界史を変える重要な戦いであったが、「ワーテルロー」は現地のフランス語読みで、英国人は昔から「ウオータールー」と呼んでいる。しかしこの呼び方は、英国が世界一の覇権国になっても「City」程は世界に普及しなかった。尤も、英語圏以外では、と付け加えておく必要はあるかも知れないが。

ここからはセントポール大聖堂の丸屋根は見えるが、ロンドン塔のあるタワーブリッジはまだ見えない。テムズ川のもっと下流に当たり、川はここから右に湾曲していて、下流の多くの橋は見ることができない。直ぐ近くに見える橋は多分ミレニアムブリッジと思われるが、そこは歩行者専用の橋で、イギリス政府が2000年記、ミレニアムにちなんで建設されてもので、先刻バスの中ら見えた大観覧車、ロンドンアイと同時に、ロンドン観光の目玉として造られたものだ。ロンドンタワーはバスが旧市街に入り、シテイに入る途中、漸く後方にその影を見ることができた。



新旧混在している街並み。
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ロンドン塔に近づいてきた。
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ああ、タワーブリッジもチラっと見える。右の建物がロンドン塔??
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左の四角い建物がロンドン塔だ。昔の刑務所。塔、タワーと呼ばれているが、それ程高い建物ではない。
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ああ、昔の城壁跡。ここからシテイに入城する。
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