ちゃおチャオブログ

日々の連続

イギリスの3日間(14)コヴェントガーデン周辺の散策

コヴェントガーデンでは30分の自由時間がある。取り敢えずはセントポールの教会に入ってみよう。
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観光客がよくやって来るのか、各国語での案内が出ている。が、中国語はあるが日本語は見当たらない。
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教会の中はカトリックと違って、案外質素な造りだ。
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コヴェントガーデンの外に出て、周辺を歩いてみる。
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ああ、児童が列を作って歩いている。この子らも観光で来ているのか・・
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ローマの休日」に彗星のごとく現れたオードリーヘップバーンが最も輝いていた時代、「マイフェアレディ」の花売り娘役に抜擢され、その見事な美貌を生かして、英国社交界の最高の貴婦人、フェアレディに登りつめ、最後は年老いたヒギンズ教授との恋に陥る。このミュージカル映画を見た日本人は多いだろうし、映画好きの人は2回も3回も見たかも知れない。英国が没落する以前の古き良き時代を映していた。その出会いの場がここコヴェントガーデンで、当時の生鮮・青果市場から今はショッピングモールのようになっているが、モールの中では今でも花屋が数軒ある。それは映画とは全く関係ない、たまたまの偶然なのかも知れないが・・。

30分の自由時間、ツアーの皆さんはそれぞれバラバラに思い思いの散策をする。A棟B棟、2つのモールの間は大きなパテオ、オープンスペースの中庭があって、ここでは何人かの大道芸人が通行人や観光客を集めている。何をやっているのか、言葉も十分分からず、見るとも見ないで中庭を通り抜け、ガーデンの後ろに建っているセントポール教会に行き、中に入ってみる。ここは勿論有名な観光名所セントポール大聖堂とは違う場所で、町の教会ではあるが、映画のシーンにも出てきた場所だ。

映画で有名な場所、多くの観光客がやって来るのだろう、教会の入り口には各国語での案内板が出ているが、残念ながら日本語表示がない。大半の日本人はキリスト教徒でもなく、こうした教会には余り興味を示さないのか、訪ねる人も少なく、従って日本語案内も必要ないのだろう。カトリックと違って、英国国教会、質実というか、華美さは見られない。普通の町の教会だ。入り口近くには中古の古めかしい衣類とか雑貨がドネーションとして置かれていた。必要な人はここから自由に持ち帰ることも出来るのだろう。英国は貧しいとは思わないが、考えは道理的である。

それ程見る場所もなく、30分は持て余し気味で、モールの外へ出て、通りを眺めたり、モールの前の広場に建っている交通博物館の入り口に入ったりはしたが、博物館の中まで入る時間もなく、1階の土産ショップで何か孫への土産を探してみたが、適当なものは見当たらず、そうこうする内に集合時間がやってきた。



町の中にある凝ったデザインの公衆電話。日本では公衆電話は既に過去の遺物になりつつあるが、この国ではまだ主流のようだ。
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この通りはチャリングクロス駅に向かうストリートだ。
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ソーホー地区も近くにあり、お洒落な通りだ。
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コヴェントガーデンのモールを中心として、お洒落な店舗が並んでいる。
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余り遠出すると迷子になり兼ねない。そろそろ集合場所に戻ろうか・・
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