ちゃおチャオブログ

日々の連続

イギリスの3日間(26)ナショナルギャラリーへ。

アーバス大英博物館からピカデリーサーカスまでやってきて、ここで1時間の買い物タイムとなる。自分は買い物はせずにナショナルギャラリーに向かった。
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ナショナルギャラリーは英国の誇る世界最大級の美術館であるが、ここも又無料である。しかも写真撮影可!
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如何に名画、と言っても自分に取っては猫に小判。ただ行って見て来ました、と言うだけの実績作りのみ。
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絵画の良さは理解できないとしても、その絵画の豪華さは理解できる。
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駆け足で見て回るだけだから、解説文を読む暇もない。
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18人のツアーメンバーは全く品行方正、大英博物館の広い館内で、誰一人迷子になることなく時間通りに集合し、次にこの町一番の繁華街、ピカデリーサーカスに向かった。ピカデリーサーカスはニューヨークで言えば五番街、東京ならさしずめ銀座に当たるのだろう。少しばかり傾斜した高台の中央にピカデリーはあり、少し手前でバスを降りた直後からかなりの歩行者で賑わっている。英連邦を初めとする各国からやってきたお上りさんは、一度はこの場所に来るに違いない。ロンドンに行ってボンドストリートは見なくても、ピカデリーだけは見て置け、と言ったたとえ話があるかどうかは知らないが、旅行者なら誰でも知っている場所である。

さて、ツアーはここで1時間の自由解散となる。この地区には有名店舗が立ち並んでいるので、ツアー客の何人かは目星をつけてきた店に向かう。他の多くは添乗員の小田島さんに従って、有名な紅茶の店に向かった。その店の紅茶はお土産として喜ばれるようだ。2時間の間、自分はここからほど近い場所にあるナショナルギャラリーに行くことにした。大英博物館を見た後に又美術館? それも良いだろう。買う土産もないし、買って行っても家族は喜ばない。隣近所や友人への手土産は、何もこんな高級な店の物でなくても良いだろう。

ナショナルギャラリーはこのピカデリーのだらだら坂を少し下り、突き当りの交差点を左に曲がった直ぐの場所にある。歩いて4-5分と言った処だ。前方右手にトラファルガー広場があり、建物はその正面に位置している。入館時間が心配だったが、ここは夜6時まで開いている。金曜日は何と9時までだ! しかも入館料は無料。英国の大尽ぶりに嬉しくなる。大英博物館も無料だったが、この世界有数の大美術館も無料とは! 

英国が斜陽化し、傾きつつあるとは言え、過去の栄光はこんな場所にも脈々と波打っている。入り口はごく普通の美術館の体裁だが、奥行きが深い。入り口エントランスをずっと奥まで進んで、そこのエレベーターで先ずは3階に上がった。無料ではあっても入館者はごく少ない。静かに鑑賞できそうだが、何分時間がない。ここも又駆け足で回らざるを得ないのか・・



イギリス、オランダ、スペイン等々・・、フランス画家以外の大量の作品。
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漱石がテート美術館で初めてターナーの絵画に出会った時の感動を思い起こす。
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英国のすごい財産だ。こうした財宝を切り売りしていけば、英国も数十年は大丈夫だろう。国が潰れることはない。
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ああ、マテイス・・、ではないか・・。
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印象派の誰だろう・・。時間が欲しい・・。
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