由美子49日。台風24号は日本海から北海道に抜けて、関東地方は朝から好天。真夏の陽気だ。春日部は早くも30度以上。11時、井上葬祭がやってきて、祭壇の取り片付け。葬式から早くも49日、1か月半が経った。由美子は日々遠ざかって行く。
式場に戻り会食。由美子の姉夫婦、静岡から4人、娘の義父母、生協の知人4人、旧友3人、等合計で20人。霊前を頂かない予定でいたので、一番下の4000円のコースだったが、中々良い料理だった。皆賑やかに明るく飲食し、由美子を和やかに送ってやれた。姉夫婦と静岡、旧友の9人は43年前の結婚式に参列してくれた人々。由美子は皆に迎えられ、先に旅立って行ってしまった。運命である以上、避けられないことなのだが、酷薄だ。結局、霊前無用とは言っておいたが、姉、静岡、旧友からは頂くことになった。遠くから来てもらい、申し訳ない。何かで、お返ししなkれば。
3時散会。皆さんには生協のジュース、コロンバン、それに「由美子、難病SLEとの戦いを終えて」の病状記を手渡し、後で読んでもらうことにした。良い野辺送りが出来た。由美子も安らかに往生、成仏できるに違いない。