ちゃおチャオブログ

日々の連続

10.22.(月・晴れ)1万分の一の確率。つがる事故。中3殺人。

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1万分の一の偶然。松本清張のサスペンスではないが、こうした稀に見る偶然、針の穴のような確率も、現実世界では起こりえる。数年前に発生した中央高速道の天井崩落事故。被害車両がもう少し遅いか早いかのスピードで走行していたら、この事故に巻き込まれなかったかも知れない。トンネルに入る前の信号待ち、出発地点の時刻、等々、何かが少しでも違っていたら、この事故には巻き込まれなかった。この事故が偶然だったのか必然だったのか、自分には今でも分からない。
同じ様な事故が青森のつがる市国道101号線であった。飲酒運転の不埒者により4人の命が奪われたのだが、この事故こそ、1万分の一の確率で4人の命が奪われた。
深夜0時過ぎ。殆ど交流量の途絶えた直線道路で、あろうことか、4台の車が、この特異の現場に出会ったのだ。深夜の交通事情からしたら、殆ど考えられないことが発生した。
飲酒車両が前方を走っている車に追突した。被追突車は前方対向車線に押し出され、丁度そこへ走ってきた対抗直進車と衝突し、被追突車2人が即死した。飲酒追突車も対抗車線に飛び出し、続いて直進してきた2台目の対向車と正面衝突。対向車は田んぼの中に飛び出され、2人が即死した。
もしもこの時、対向の2台がここに居合わせていなかったなら、この事故は単純な追突事故で、飲酒車のスピードが高かった点、被追突車の被害も甚大だっただろうが、2人が死亡することもなかったかも知れない。

対向車が1台だけだったら、或いは死亡は二人だで済んだかも知れないが、後続の対向車がいて、その2人も亡くなった。
この時4台の車がこの特異点に鉢合わせした結果、4人も亡くなった。数十分に1台程度しか走行しない深夜の田舎の国道で。これは偶然の事故なのか、何か目に見えぬ必然の結果なのか・・。自分には謎としか思えない。

和光市の中学3年生、15歳の少年が、憎い同級生を殺害する目的で、その前に家族に迷惑をかけてはいけないと思い、祖父母を先ず殺害し、次に両親を殺してから同級生を殺す積りで、犯行を犯した実行したとのこと。普段大人しく、礼儀正しい少年との周囲の人の話だ。何がこの少年を狂わしたのか・・。両親にとっては青天の霹靂、あり得ない話であり、これも又両親にとっての1万分の一の確率での出来事だったかも知れない。

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