ちゃおチャオブログ

日々の連続

The Third Eye カトマンズへの道(12)カトマンズからのUターン。

対面のターミナル2が見える。どこか日本の成田空港に似ている。
イメージ 1


ジェットエアウェイズ。以前どこかで乗った筈だが、どこで乗ったのか覚えていない。
イメージ 2

運賃が安いのでほぼ満席だ。
イメージ 3

ビールはフリーだが、ハイネケンのみの単品だ。
イメージ 4





デリー発カトマンズ行きジェット・エアウェイズは定刻の2時10分デリー空港を離陸した。飛行時間は2時間弱。インドとネパールの時差は30分で、カトマンズには4時15分到着予定だった。飛行は順調で気流の乱れもない。眼下の大地をのたうつ大河ガンジスの川筋を追いかけるように機は進む。乾燥した大地で、森林は全く無く、赤茶けた疎林の台地が続いている。

インドとネパールを結ぶローカル路線ではあるが、一応は国際線だ。国が違えば通関もあり、パスポートにも出入国のスタンプが押される。国際線なるが故か、2時間弱の飛行でも食事も出れば、ビールも出される。2時間前後の飛行と言えば、東京ー沖縄間位の距離。随分以前にはJALでもANAでも食事と飲食のサービスがあったが、かなり以前から廃止され、今ではコーヒー紅茶清涼飲料と軽いスナックになっている。ここカトマンズ線では流石に国際線で、しっかりした食事がサービスされる。と言ってもインドの国民食ナンではあるが・・。それにハイネケンが出されるのは良いとしても、食事の際の1本きりで、JALのようにアルコールお代わり自由と言う訳にはいかない。

航空運賃は変な計算式で、航空券代金は往復で僅かに3400円なのだが、税とサービスに13,600円程加算され、合計で17,000円。このチグハグなアンバランスさには驚かされるが、トータルで17,000円なら安いものだ。しかしこれだけ沢山サービスチャージしているなら、ビール位ふんだんに飲ませてくれても良さそうなものだが・・・。


そんな風に食事を終えて外の景色を眺めていると、雲が段々厚くなってきて、眼下は見えなくなってしまった。もうそろそろネパールに入る頃だと思っていると、アナウンスがあって、それは当然着陸態勢に入る案内かと思ったら、視界が悪く、天候不順の為カトマンズには着陸できない。デリー空港へ引き返す、とのアナウンスだった。客室からは多くのため息が漏れてきた。カトマンズ空港は高地にあり、着陸が難しいとは聞いていたが、現実に着陸不能となって、元の空港へ引き返した例は、かなりの回数外国旅行をした自分としても初めての経験だった。まあ、事故とかテロではなく、天候不順でのUターンだから、已む得ない事情で、従うしかない。危険を冒して着陸強行するよりはマシだろう。



国際線だけあって食事のサービスもある。と言ってもナン・カレーだが・・。
イメージ 5


LCCで、テレビも何もないシートだ。
イメージ 6


天候不良でカトマンズに着陸できず、Uターンしてデリー空港に戻ってきた。
イメージ 7


デリー空港で、再度チェックインのやり直し。再出発まで1時間以上も待たされる。
イメージ 8