ちゃおチャオブログ

日々の連続

11.8.(木・晴れ)議員秘書。

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議員秘書は代議士の隠れ蓑のような存在で、何か議員に都合の悪いことが生ずると「秘書が、秘書が」と秘書を連発し、一切の責任を秘書に押し付け、議員様は安泰自若だ。議員にとって秘書は何かあった時には都合の良い存在で、秘書も又そうした宿命を自覚していて、強い信頼の元に議員と結びついている。死をも厭わないかどうかはまでは知らないが、刑務所に入ること位は、重々承知の上で、議員とは一心同体だ。

議員秘書は口利きなど、議員が直接やると法に触れるような違法行為も、進んでやっているが、一旦議員との信頼関係が崩れると、こうした違法行為が表面化する。その好例が片山議員の秘書で、二人の間に何があったのか分からないが、口利きを斡旋した秘書の方から積極的にマスコミにリークしているのだから、片山先生としたら、口を塞ぎようがない。口を塞いでも言葉は漏れてくる。

片山先生のみっともなさは、この人物が秘書ではないとか、秘書にした覚えもなく、給与も支払っていないのだから、自分は関係ない、と主張していることで、誰が見ても私設秘書である点は明らかなのに、知らぬ存ぜぬを連発していることだ。
彼女が代議士になる以前、大蔵の高級官僚をしていたが、高級役人には良くある習癖で、自分に都合の悪いことに関しては知らず存ぜぬで押し通す。日本の最高官庁、大蔵省も悪い性癖の人間を作ったものだ。

野党の確認すべきは、片山先生が、元大蔵の同僚役人に、電話等をしたかどうか、を明らかにすべきであって、先生も役人もそうした事実はないと否定するだろうが、そうとしたら、100万円の受領は、何もしないで受け取った詐欺行為になる。片山先生が詐欺罪で問われるのか、斡旋利得罪で問われるのか、先生に選択してもらった方がよい。

この事件は福岡在住の私設秘書に関わる問題だが、驚くのは、8年前の京都強盗強奪事件で、あろうことか二の湯議員の公設秘書が勤務中に押し入り強盗を働いた事件であり、本人は否定はしているが、警察検察は逮捕した。公設秘書は国家公務員並みの公人で、国からの給与ももらっているが、かような人物を私設ではなく公設として採用していた二之湯議員の責任は重大だ。不明を恥じて、マスコミの前でただ謝罪するだけでなく、選挙民、国民に対する冒涜であり、議員自ら職を辞すべきである。


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