ＡＯ，全豪オープンで男女揃って準々決勝に進むのは史上初。ＮＨＫはこの実況中継に幾ら支払ったかは知らないが、仮に１０億円払って放映権を買ったとしても、今回の二人、錦織となおみの快進撃には、視聴者も納得するだろう。
連日の二人のタイトロープ、負けても不思議でない、負けてもやむを得ないと視聴者も納得する今までの試合で、強靭な精神力と、最後まで諦めない執念によって、二人は勝ち上がってきた。
メルボルン、スポーツアリーナは、ヤラ川の直ぐ隣にあり、広大な敷地の中に今日のマーガレットコートがある。先になおみの戦い。昨日までの死闘を制した試合と違って、今日のなおみは、サーブもストロークもさえ渡り、力の違いを見せつけ、難なく連勝し、早々と準決勝にコマを進める。
午後遅い時間からは待望の錦織と宿敵ジョコビッチ。ジョコには１４連敗中で、今日こそは１矢報いたい錦織だが、どうも体が自由に動かない。最初のセットをジョコに取られた後、３分間のマッサージタイム。どうも右ひざに問題があるようだ。連日の激闘に膝を痛めてしまったか・・。昨日もスペイン選手相手に、右足を抑える仕草もあった。
第２セットに入ってからも１ゲームを取っただけで、後はすべてジョコのポイント。途中、５ゲーム目で棄権した。膝の状態がこんなではやむを得ない判断だ。無理して続けても、勝てる見込みもなく、却って悪化させることになるだろう。再びジョコが大きな壁として錦織の前に立ちはだかったが、今度は故障の無いときに、正々堂々の戦いを挑んでもらいたい。２９歳。まだまだそのチャンスはある。
さて、明日のなおみ準決勝。彼女は強い。今日のようなハードな戦いを挑んでいけば、勝利は間違いないだろう。
韓国駆逐艦の自衛隊機Ｐ１哨戒機へのレーダー照射事件は、当初は現場のレーダー監視員の跳ねっ返りが嫌がらせのいたずら半分でやったのかと思っていたら、韓国側の説明が２点３点志、終いには、照射もしていないし、逆に、自衛隊機の異常接近に対して、抗議するような始末になってきた。
韓国が素直に謝罪しない背景を疑問に思っていたが、今回明らかになりつつ情報、報道では、実は、救助されたとする北の船は、亡命か何かの目的で、日本に向かっていた処、北側の南に対する要請で、その船を拿捕するようにとの依頼に基づき、海軍艦船まで出動したとのことだ。その北の亡命船の乗組員は即座に北に渡されたとのことだが、その後、彼らの命はどうなったか・・。
酷い国だ。こうした重大な違法行為、人質行為が公海上、いや、日本の経済水域内で堂々と行われている。日本政府は、この問題を徹底機に追及すべき。許せない南北の陰謀である。
