ちゃおチャオブログ

日々の連続

2.25.(月・晴れ)沖縄県民投票。ドナルド・キーン死去。

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昨日沖縄で辺野古基地問題の県民投票が行われた。日本人から政治的無関心、政治に対する情熱が失われて久しいが、今度の投票も全くそれを表していた。投票率は辛うじて過半数を上回り、52.48%。殆ど半分近くの県民は、関心を持っていなかった。各地方の首長選で、20%や30%の低投票率、或いは無投票で、市長町長が選ばれるが、政治的無関心は極まれり。誰が市長や県知事をやっても変わらないことを県民市民は分かっているから、投票所へは足を運ばない。
辺野古問題、連日のようにテレビマスコミ、新聞等で報道され、国会でも多くの時間を割いて論議されているが、肝心要の地元民が、これだけ鐘太鼓をたたいても、半分しか関心を示さない。
結果は確かに72%が反対の票を投じたが、それは想定し得る数字だ。反対に投ずるという意識を持っていたから、投票所に足を運び、現実に投票した。「どちらでもない」、が8.75%だったが、本来、投票所へ行かなかった47.5%の県民は、「どちらでもよかった」なのだ。
県民の無関心。騒いでいるのは政治家とマスコミだけだ。との構図が定着しつつある。ただ政府としても、半数は行かないまでも、これだけ多くの県民が反対している現状には一考を要する必要があるだろう。米国の言いなりになってはならないのだ。少しは金ジョンウンを見習った方がよいかも知れない。


ドナルド・キーンさん死亡。96歳。こよなく日本と日本文学、日本人を愛した米国人。堺屋太一に続き、又、掛けがえのない人を失った。

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