今回の米朝会談決裂に関連して、又北が日本に対して卑劣な言いがかりを付けている。安倍総理がトランプ大統領に拉致被害者救済について、会談での申し入れを要望した点に関し、北の新聞は、先ず日本が戦後賠償を果たしたうえで、拉致問題を主張すべきだと。その額たるや数十兆円に上るという。
冗談じゃない! 何が賠償か! 盗人猛々しい、とはこのことを言う。昨日まで平穏に暮らしていた日本の国民を突然に人攫いして、北に拉致した。重大な人権侵害を犯したドロボー国家が、飛んでもない言いがかりを又日本に突き付けている。支離滅裂な言いがかりだ!
南北半島の人民を豊かにし、富ませたのは、併合後の50年間じゃないのか! 日本が投下した資本やインフラ整備の代金を貰いたい位だ!
18世紀以降、西欧列強は世界中に植民地を作り、戦後それ等の地域が独立したが、嘗ての宗主国はそれ等の元植民地に賠償などした例はない。又独立国側だって、宗主国に請求したということは聞いていない。独立時の合意文書で、決められたことは、後から蒸し返さないのが、ルールだ。日本だって、連合国、主に米国の爆撃機により数十万人の市民が犠牲になっているが、米国に対し賠償請求などはしていない。広島、長崎の10数万人の犠牲者も然りだ。
日本が南北に甘い対応をしてるから、こうした付けあがりの滅茶苦茶請求が行われるのか! 日本は断固拒否し、拉致被害者救済は、二国間よりは、国際社会の場で、大々的なキャンペーンを張って、解放に努めるべきだ。
午後、気晴らしに野川を歩く。