ちゃおチャオブログ

日々の連続

3.14.(木・晴れ)英国のメイ走。

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英国がメイ走している。何も総理がメイさんだからと言って、国まで迷走することはないと思うのだが、それが民主国家の限界か。首相の指導力が発揮できず、哀れを通り越した死神に魅入られたようなメイさん。顔は老婆のようにやつれ、声も出ない程にしゃがれて、それでも尚国民に訴え続ける。同じ女性総理だが、鉄の女サッチャーと比べると、180度無残なメイさんだ。

英国の凋落。国が下降し、生活レベルが落ち、国民が混乱し、統制がとれなくなって、混乱と困惑が国を支配している。再度国民投票をすれば、今度はBRIXIT,NO!と出るだろう。又再度投票すれば、今度は離脱。その繰り返しで、誰も止めようがない。今の英国はどこへ漂流していくのかは分からないが、行き着き先まで漂流しつづけるだろう。英国には誰か救世主は出てこないのか・・。近代で言えばチャーチルとかサッチャーとか・・。反論はあっても国を一つにまとめ、その方向に向かわせる救世主が・・.英国王室、嬢王陛下まで英国からどこか別の処に移転させようとの動議すら出ている混乱状態。そんな救世主を今更望むべくもないか。

国が衰えてくると、英国の、このような混乱状態に陥る。まとまりが無くなってくる。衰えた原因は経済力で、戦後、世界の植民地が独立し、戦前はドルよりも強かったスターリング経済圏が解体され、今ではポンドもこのような議会混乱を見ても、世界の市場に与えるインパクトはない。単にポンドの価値だけが下落してだけだ。ブレトンウッズ体制下では500円もした1ポンドもニクソンショックの頃には250円ほどの半分の価値になり、今は150円も切っている。このまま行けば100円を切るかも知れない。

30年前の英国病。サッチャーにより一旦は克服できたかに見えたが、又元の木阿弥になってしまった。日本も他山の石としなければならない。外国では既に日本病などと陰口を言われている。政治が国を救う。政治家を選ぶのは国民だ。日本が英国のようになってはならない。一人ひとりの国民が、一人ひとりの立派な政治家を選任するしか方法はない。

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