ちゃおチャオブログ

日々の連続

江南周遊(23)太湖公園を観光。

これから庭園の周遊が始まる。最初からすごい太湖石の陳列だ。
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両側に太湖石が並べられた遊歩道を歩く。
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太湖の水を引き入れた池の前に出る。周囲はすべて太湖石。
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太湖石の好きな人には最高の庭園だが、日本人には余り面白くもない庭だ。
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無錫は太湖に面した町で、泊ったホテル無錫君楽酒店も英語表示ではGrand Gardenとなっている位だから、ホテルの裏側には、そうした関連のレジャー施設、遊戯施設があるのかも知れない。前日の日本を立つ夜の睡眠不足が無ければ、もうちょっと早く起きて、ホテルの周辺でも散歩すれば、そうしたホテルの周辺状況も分かったかも知れない。いずれにしても今朝一番でやってきた漢口場所は太湖の畔にある公園で、入り口には「素園」との額がかかっていたが、多分越の宰相樊 噲(はんかい)に関係する施設であったに違いない。

太湖の水を取り入れた池遊式の庭園で、通路のあちこちには太湖石が並べられ、飾られている。高価な太湖石がふんだんに使われている。地元だからこれだけ沢山の石を惜しげもなく並べているのはある程度理解できるが、それにしても莫大な資産に違いない。尤も、太湖石を愛で、それに価値を置くのは中国人に限られ、自分を含めての我々日本人ツアー客には、普通の石灰石のように見え、当方にはむしろ御影石とか大理石のほうが、より高価に見えるのだが・・。


太湖石で囲まれた遊歩道を暫く進むと、前に太湖が表れてきた。大きな湖だ。中国で3-4番目位に大きな湖で、琵琶湖の3-4倍の大きさはある。全体に水深は浅く、湖の底に沈んでいる太湖石を引き上げるには左程の労力はいらないだろう。今は政府により石の引き上げは禁止か制限されていると思うが・・。流通が減ることによって、いよいよ更に石の価値が高まるか・・。今はその太湖石ではなく、淡水真珠の養殖が盛んで、以前のツアーでも真珠の製造販売会社を訪問したが、今回のツアーでも組み入れられているだろう。商売熱心な中国人のことだから。

どの辺りか前方に大きな観覧車が見える。大きな湖だから周辺のあちこちに似たようなレジャー施設、公園などもあるのだろう。この「素園」は我々ツアー客以外には殆ど一般客の訪問はなく、人気のない史跡公園かも知れない。太湖石に興味があって、関心の高い人には素晴らしい庭園になるのだが、我々日本人客には猫に小判で、関心を示す人は誰もいなかった。



途中の東屋で一休み。
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遠方に大きな観覧車が見える。
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太湖石だらけの通路を更に歩いていく。
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太湖の見える場所に出てきた。流石に大きな湖だ。前方の観覧車も大きく見える。
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