ちゃおチャオブログ

日々の連続

四国霊場・徳島編(3)二番極楽寺。

霊山寺の多宝塔を見て、この寺を後にする。
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次にやってきたのは、同じ鳴門市内にある第2番札所、極楽寺
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ここも広い境内を持っている。手入れの届いた庭だ。
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この奥に長い石段がある。
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四国霊場巡りには順打ちと逆打ちという二つの全く異なった霊場巡りの方法がある。順打ちとは、四国霊場第一番霊山寺から最後の第八十八番大窪寺まで、番号順にお寺を回って行くことであり、逆打ちとはその逆に、最後の大窪寺から始まって、第一番の霊山寺にやってくることである。今回のこのツアーは順打ちで、1番から始まって、次は第2番極楽寺に向かうことになる。巡礼は徳島が終わると次は高知へと、時計回りに回って、愛媛に入り、最後は香川で終わりとなる。

さて一番札所霊山寺で札を納めた後、バスで次に向かったのは2番札所極楽寺。同じ鳴門市内にあって、近い場所にある。バスに乗って10分もかからない場所にあった。山に近い場所にあって、立派な山門を潜って境内に入り真っ直ぐ進むと、長い石段があり、その石段を登り切った正面に本堂がある。先刻の霊山寺でやったのと同じ作法で、蝋燭、線香、納札をし、お経をあげる。本堂の右手奥に大師堂があり、ここでも又同じ作法でお経を唱和する。どのお寺でも本堂と大師堂、二回づつ唱えることになる。それが巡礼の作法だ。

この寺も又行基の開創と言われ、後日空海がこの寺にやってきて、21日間阿弥陀経を読誦したとのことで、この寺の御本尊は阿弥陀如来となっている。その御本尊は空海自身が刻んだとも言われ、現在重文に指定されている。この寺は又安産、子授けの寺としても有名で、主婦、妊婦の帰依を集めているようである。本堂脇には空海御手植えの言われる樹齢1200年の大杉が聳えていて、これは又長寿の杉とも言われ、参詣者の祈りを集めていた。



この石段を登った正面に本堂がある。
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本堂にお参りする参詣者。
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次は大師堂だ。
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境内には大師御手植えの樹齢1200年の大杉がある。
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