ちゃおチャオブログ

日々の連続

5.21.(火・晴れ)豪雨。インチキ西田MMTを語る。

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一昨日屋久島に50年ぶりの大雨を降らした雨雲が北上し、列島を直撃している。東京も午前中は激しい風雨だったが、午後から雨も上がり、外出も可能になった。前線が列島を通り過ぎて行ったのだが、大雨ではあったが、犠牲者が出なくてよかった。土砂崩れも発生しなかった。

さて、自民参院西田昌司がBS6に出演。MMTについて熱弁を振るう。自民が下野していた当時、西田は舌鋒鋭く、野田総理を追い詰めて、テレビを見ていてもスッキリ感、気持ちよさを感じていたが、自民が復権し、政権党になってからも、時々西田も質問者に立っていた。野党時代の急先鋒とは打って変わって、政権よいしょ、のおべっか質問。えー、あの西田が!と見ていても腰を抜かすほどの変身ぶり。お追従者の提灯質問。全く二枚舌の上手い男だ、と思っていた。
それが今日、何の思惑かMMT導入に関して熱弁を振るう。MMT,Modern Monetary Theoryの略だが、要は、今の政府のやっていること、これをもっと大胆に大きくやるべきだ、消費税など上げるべきでない、との主張。政府はお金を刷れるだけ刷って、大量にばらまき、借金がどれ程大きく嵩んでこようが、返す必要はない。日本国が物理的に沈没しない限り、借金が膨大に膨らんでいっても誰も困ることはない。金利も上がらない。という主張だ。
MMTに関しては、確かに米国の経済学者がアベノミクスを見て、提唱しているようだが、西田こそ、曲学阿世の徒、輩、テレビを使って世の中を間違った方向に持っていこうとしている。借金はどれだけしても良い。その借金は返す必要はない、なんていう理論が世の中に通りっこないことは赤子でも知ることだ。国会議員がテレビの前で堂々と主張する姿に、ある種の恐ろしさを感じた。


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