ちゃおチャオブログ

日々の連続

能登の春(31)昼食後ランプの宿経由須須神社へ。

狼煙漁港の直ぐ前にある緑光旅館の裏手から、先刻の緑剛崎灯台へ登る遊歩道もある。旅館の場所からは灯台は見えないが・・。
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道の駅駐車場の端の方に須須神社遥拝所があった。本社は隣町の三崎町だ。途中だから寄ってみよう。
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遥拝所の前にはバス停もあるが、本数は本当に少ない。
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三崎町へ向かう途中にランプの宿があって、寄ってみた。
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道の駅「狼煙」の道路の向かい側にある割烹レストランで、やや期待外れの刺身定食だったが、魚の新鮮なのは気に入った。矢張りすぐ前の漁港で水揚げされたネタを使っているのだろう。先の中年の客はもう店を出た後で、自分が最後の客となったが、自分が店を出てしまえば、このレストランも夕方までは開店休業となるだろう。いや或いは夕方やってくる地元の客もいないだろうし、今日は看板を下ろすかも知れない。二人の客で今日の水揚げ3000円ほどか・・。父ちゃん母ちゃんの身内の店だから、それ位の売上でもやって行けるのだろう。

道の駅の広い駐車場の端のほうにガラス張りの珍しい建物があり、近寄ってみると、須須神社遥拝所と出ている。ああ、この町の名前は珠洲市となっているが、元々はこの須須神社の名前から来ていたのか・・。新たな発見だった。今は思いつかないが、こうした神社と地名との語呂合わせ的な名称は時々見かける。名前でも鈴木と須々木、万年青と於茂登、思い出したら、幾つか出てくるだろう。

須須神社、遥拝所がある位だから歴史と由緒深い神社に違いない。大体がこの町の名前の発祥になっている神社だ。案内を読むと、本社は隣の三崎町にある。これから行くルート上だ。是非立ち寄ってみなくては。ああ、そうそう、この三崎にしても全国各地に同様の名前の町がある。有名な所では三浦半島の三崎町だ。又、町によったら岬の文字を使ったり、比較的新しい町名では、モダンな美咲などを使っている。日本語は実に面白く、奥深い。

左手狼煙の漁港の少し先にかなり広い埋め立て地があり、ここも輪島のマリンタウン埋立地とどうよう、何もないが、先刻1台だけ見た田舎のポンコツバスが、次の出発まで休憩している。いや今日はこれでもう上がりになったかも知れない。如何にも斜陽産業を絵に描いたようなオンボロバスだ。流石に窓ガラスが割れたままということはなかったが・・。その埋め立てを過ぎると、道路は又登りになり、林の中を通り抜ける。園道路を登り切った高原状の場所に、左手に曲がるとランプの宿、との標識が出ている。どんな所か寄り道をしてみる。

ランプの宿。ここはかなり気の利いた観光スポットで、広い駐車場はガラガラなのだが、それでも先刻の道の駅よりは駐車車両もかなり多く、車の出入りもしている。正面には第三セクターなのか、自然環境センターのような展示館もあり、そもそもランプの宿がモダンだ。昼間では良く分からないが、夜はランプの照明で各施設を照らし、若いカップルには人気の場所だろう。

パワースポット、青の洞窟とか、空中展望台、スカイバードなど、わくわくさせるようなネーミングだ。多分ここが半島の最北端なのだろう。崖下の先端部が珠洲岬となっていて、岬の上の台地にはキャンプ場などもあって、今は誰も来ていないが、夏場になれば賑わうに違いない。下の遊覧船発着場まで下りてみる。青の洞窟まで行かなくても、この浪打際を歩くだけでも、海のパワーが得られるようだった。遊覧船に乗ることもないだろう。この先の須須神社へ行くのが先決だ。



前方に珠洲岬も見える。
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崖下のランプの宿。青の洞窟とか、パワースポット等あって、若い人には人気の場所だ。
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ランプの宿でパワーを貰って、隣町、三崎町の須須神社へやってきた。
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神社の前の民家。ワカメを干している。
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