ちゃおチャオブログ

日々の連続

6.29.(土・小雨)G20閉幕。米中会談。日ロ会談。

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世界のGDP8割以上を稼ぎ出す主要20か国会議がお昼のワーキングランチを終えて、無事に終了した。世界中からトップが集まって、この会議で何が話されたのか、余り印象には残らないが、自由貿易の堅持と推進、プラ塵の2050年までに全面禁止、何かよく分からないが、ネーミングの得意な日本の官僚が造った大阪トラップ、等々が取り決められて、世界に散って行った。
珍しい首脳が折角日本にやってきたのだから、僅か2日半の滞在ではなく、それぞれの大臣が手分けして、日本各地を案内したら良さそうに思うのだが、あっけない幕切れだ。

G20会議以上に注目された米中会議。トランプは追加関税を直ぐには掛けず、暫く交渉を継続する。又、ファーウェイに対する禁輸も考える、とのことで、来週、月曜日以降の相場には良い影響を与えるだろう。

18回も首脳会談を繰り返し、一時は色よい返事も期待された日ロ協議、鼻から相手にされないプーチンの対応、木で鼻をくくったような対応で、2島の先行返還どころか、そんな話すら議題に上らず、のっけから日本側への資金供出を求められる始末。不法に占領し、不法に占拠し、居座り続ける悪徳ロシア。こんな国はまっとうに相手をすべきでない。自民党のバカ議員が酔っぱらった挙句に、戦争でもしない限り戻らない、と放言したようだが、戦争はあり得ないとしても、通常の交渉で要望しても、悪徳ロシアには通じない。

総理はほのかな幻想を抱き、18回も首脳会談を繰り返したが、総理の口癖でいえば、現状は「1cmも動いていない」。今までの会談は殆どが無駄で意味のないものだった。返還されない場合の経済的利益、2島でも返還される時の莫大な経済的支援。この2つを天秤にかければ、日本側の大きな出超になるだろう。これからは強く全面返還を主張し続けるとしても、淡い期待は抱かない方が良い。ロシアの口車に乗って、日本に取って意味のない経済支援はするべきでない。

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