貿易問題、年金問題、韓国問題、消費税、等々争点はいろいろとあった筈だが、選挙の争点にはなり得なかった。政治離れが加速した。他人任せの国民。政治のことは政治家にやってもらえばよいや、我関せずえん。
共産党にならない限り、政権が自民であろうが、民主であろうが、自分の生活が変わるわけではない。生涯年金不足2000万円と言われても、それはどこかの誰かの話で、直ぐに自分に降りかかる訳ではない。ぬるま湯的生活は、ずっとこのまま続いていく。居心地の良いぬるま湯だ。この状態から変化を求めることはないだろう。
国民半分が投票所へ行かなかった。自分が1票を投じても、雲の上の風景が変わるわけではないと。もう政治は政治屋に任せておけと。何とかうまくやっていってくれるだろうと。
東大出の少しトンチンカンな所のある山本一太、参院を辞めて、群馬知事選へ。相手の共産候補を軽々破り、今度は群馬の県知事さん。お父さんは農林大臣をやり、自分も何かの大臣をやった。それよりも何よりも、予算委員長の席に座って、総理以外の各大臣を君付けに呼び捨て。それは気持ちよかったでしょう。今度は群馬で親分だ。君にはそれが一番似合っている。ガンバレ、一太君!