ちゃおチャオブログ

日々の連続

8.21.(水・晴れ)新宿高齢姉妹の孤独死。

イメージ 1




朝日新聞は偏向記事が多く、この前の安田ジャーナリストがシリアのISから釈放された際、1週間も連続で1面トップ記事を出し続け、主筆が誰か知らないが、主筆の頭がおかしくなったのではないかと思ったが、新聞は、安田氏が自己の栄誉、利益の為に外務省から渡航が禁止されている危険地域に入り込み、結果的に日本政府に大迷惑を掛け、強いては莫大な税金が使われたことになった事に対する、自己責任論を論ずべきなのに、逆に彼を英雄として祭り上げ、提灯騒ぎを繰り返した。

本来なら、この救出劇に日本政府が如何なる裏金を使い、一人の自業自得の人間を救う為にどれ程多額な税金が使われたのか、調査報道で明らかにすべきなのだが、新聞社としてのそうした役割を放棄して、一体、主筆と保田氏が昔からの旧知、旧友であるかと疑いたくなるようなヒーロー記事を繰り返した。
許せない。未だに朝日を取ってはいるが、本来なら別の新聞に変えたいところだが、どこからも訪問販売が来ず、そのまま取り続けている。

数日前に発生した新宿に於ける高齢姉妹の孤独死に関しても、社会面では全く触れられておらず、何か下らぬ戦災当時の回顧記事をだらだら特集のように毎日伝えていて、肝心の社会の時事相を伝えるべき役割を果たしていない。

この高齢者孤独死、テレビで知って、別のメディアで知ったのだが、90歳代の姉と80歳代の妹が新宿中井の1軒家に住んでいて、新聞が溜まっているのを近所の人が不審に思い、警察に通報し、二人が室内で死亡しているのが発見されたとのことである。死後1週間以上は経っていた。
写真を見るとかなり古い2階建てで、見る限り50年は経過しているだろう。50年前と言ったら姉は40代、妹は30代。大きな家なので両親と住んでいたに違いない。その後両親も亡くなり、姉妹二人でこの家に住み続けたのだろう。他に兄弟姉妹がいたかどうかは報道がないので分からない。二人に結婚歴があったかどうかも不明だ。

ここにはクーラーも扇風機もなく、姉は布団の上で、妹は台所で倒れていたとのことだ。布団の横には団扇が置いてあったとのこと。多分貧しかったに違いない。高齢者の貧困世界。新宿でこれ程の住宅があったのだから、誰か身近でアドバイスでもしてくれて、今流行の銀行担保ローン、悠々生活などを利用して、自宅を担保に高齢者福祉住宅に移るなり、区の担当者の支援などは無かったのか・・。
相続人がいなければ、これだけの土地が国に没収されるのだが、人生最後の瞬間をもう少し有意義に、平均的日本人が享受する幸せな余生を送れなかったのか。

こうした高齢者の孤独死が年々増えていて、社会問題にもなっている。朝日はこうした日々の事故、事件を丹念に報道し、調査をし、不遇な高齢者孤独死の防止に努めるような警鐘をして行かなければならないのだ。


イメージ 2