敬老の日。年寄りが幾つになっても敬られる和の国、日本。麗しい伝統だ。この麗しい敬老の日を何時から誰が変更したのか、朝日新聞には「老人の日」との見出しになっている。確かに老人であることには違いないが、現役時代仕事をし、国の発展に協力し、年老いた。そうした人々に対しても何かゴミ箱に捨てるような語感の「老人の日」。止めてもらいたい。敬老という美しい言葉が日本にはある。
国内100歳以上の高齢者は前年約1500人増えて、7万人を越えた。内、女性が約9割で、男性は僅かに1割強。1971年から49年連続で増加している。ちなみに41年前の100歳以上は、漸く1万人を越えた程度だった。
女性最高齢は福岡の田中カ子さん、116歳、男性は新潟の渡辺智哲さん112歳。
東京では86人増の6059人。男性は777人、女性は5282人。自分も70を越えて、今年も又町内会からお祝いのお茶を頂いた。これから高齢者がどんどん増えていく時代。こうした御祝い品ももう止めてもよいだろう。