ちゃおチャオブログ

日々の連続

サイゴンの3日間(12)ベトコン戦場へ向かう朝。

ホテル朝食。今日も又フォーにする。昨日よりは少しはマシだ。

f:id:commodore:20191208182125j:plain

 

今日はべとコン戦場へ向かう朝。ピックアップが来るまでの時間、屋台でコーヒーを飲んでいると、目の前で事故があったようだ。

f:id:commodore:20191208182218j:plain

これから学校が始まるのか、道路の向かいの学校に生徒が集まってきた。

f:id:commodore:20191208182300j:plain

 

前回の旅行では行けなかったベトナム戦争の時の戦場跡。今回旅行の目的の一つはここを訪ねることだった。ホテルクラークルーシーさんの売り込みで、今日はこのツアーに参加することにした。昼食付のほぼ1日コースで約7000円。少し割高だが、阪急ツアーのオプショナルツアーに参加するよりは、多分半分以下の金額だろう。自分は時々こうした現地ツアーに参加している。以前はハノイでは現地ツアーで随分珍しい秘境のような山の中のお寺へ行ったことがあったし、中国洛陽では現地ツアーで嵩山少林寺へ行ったこともあった。現地ツアーの良いところは、ホテルで待っていれば、ガイドがホテルまで迎いにきてくれることで、終わった後は又ホテルまで送り届けてくれることである。

 

8時半のピックアップ時間までにはまだ時間もあり、ホテル周辺を歩き、コーヒーなどを飲む。フランスの影響が残っているのか、この国のコーヒーもパンも美味しい。パンに関してはラオスカンボジアも同様で、流石にフランスパンの植民地だっただけのことはある。そうした町の屋台で休んでいると、前方の交差点で交通事故があったようだ。パトカーや救急車のサイレンが鳴る訳でもなく、前方道路の真ん中に人だかりがしていて、乗用車が変な止まり方で、道路の中央付近に停車しているので、事故と分かった次第だが、集まってきている人々は比較的冷静だ。激高する訳でもなく、岡目八目と言った感じで、車の周りを眺めている。これ程バイクの多い国で、事故などめったに起きないと思っていたが、矢張り人間の不注意はつきものだ。起きるときには起きるのだろう。ものの5-6分もしない内に関係者の話し合いは着いたのか、群衆は散っていき、車もいつの間にか居なくなっていた。警察を呼ぶこともない軽微な事故だったのだろう。

 

道路の向かいの学校ではこれから授業が始まるのか、バイクに乗った親子連れが続々集まってきている。贅沢な学校だ。子供が親のバイクに乗せられて通学してくる。以前、中国のあちこちで見た光景だが、一人っ子政策の中国で、親が子供を宝のように大事にするのは理解できるが、子沢山の国のベトナムが、親がここまでするか?? 或いは、この学校は小中高の一貫校で、中国系の金持ち家族の進学校になっているのかも知れない。子沢山は所得の低い家庭のことで、金持ちセレブは、どこの国でも子供を宝のように扱っているのだろう。何コーヒーと言うのか、カップの底に沈殿するコーヒー粉が如何にもコクを引き立てる感じだ。これが20円で飲めるとは・・。さて、そろそろ時間だ。ホテルに戻って迎いを待とう。

 

小さな子供は親のバイクに乗せられやってくる。

f:id:commodore:20191208182505j:plain

 

随分とぜいたくな小学生だ。

f:id:commodore:20191208182612j:plain

 

中高一貫校で、金持ち学校かも知れない。

f:id:commodore:20191208182705j:plain