蘇苑ホテル中庭の池の鯉。
本当にすごい数の錦鯉だ。
さて、そろそろ部屋に戻ってチェックアウトの支度をしよう。
今日は半日蘇州を観光し、その後上海に向かう。蘇州ー上海は殆んど隣町の関係で、距離にしても100キロあるかないかだ。今は中国も高速道が全国に張り巡らされていて、高速を走って行けば、2時間もかからない。
事前に配布されたスケジュール表と、実際の訪問先に食い違いがあり、予定の場所をオミットしたり、行き順を変更したりしているので、今日の蘇州市内観光はどこへ行くのかは、行ってみなければ分からない。学術ツアーではなく、単なる観光旅行者だから、細かい違いがあっても、気づく人もいないし、そもそも最初から気にもしていないだろう。参加者の大体が初めての訪問だから、見るもの聞くことすべてが新鮮で、そもそもそんな違いも分からない。
さて、朝からバイキングをたらふく食べて、少し腹こなしをし、荷物をまとめチェックアウト。出発は8時半だ。皆時間通りにロビーに集まり、バスに乗り込む。今日のバスは大型バスだ。窮屈な隣りあわせもなく、一人で二人掛け座席を占める。本当に料金に反比例して、贅沢なツアーだ。流石JTB子会社だけのことはある。いつも阪急トラピックスを利用しているが、これからは旅物語に乗り換えようか・・。
蘇州は東洋のベニスとも呼ばれている古都。街中の小運河、クリークを走る抜け、市内を出た先に向かう。目立つユニフォームを着た清掃員が道路を清掃している。ゴミを処構わず捨てて、散らかし放題の国民が、いつの頃からか街を綺麗にし、清掃に心がける国民に変わってきている。国も地方政府も予算を付けて、街の美化に努めている。経済的に豊かになることは良いことだ。経済困窮から抜け出した国家も国民も、それに相応しい人品、品格を備えつつあるように思えた。
蘇苑ホテル、なかなか良いホテルだった。
今日のバスは大型で、豪華だ。
市内では道路清掃員が街を綺麗にしていた。