ちゃおチャオブログ

日々の連続

江南周遊(54)上海への高速道路で。

蘇州から上海までは一気に高速道を走り、約1時間。上海に近づいてきた。

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この大きな建物は何? 又、奇妙なビルを作っているのか・・。

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上海料金所が近づいて来た。

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中国は共産党一党独裁だから、国家的事業に限らず、押しなべてやることが早い。蘇州から上海までは約100キロ、高速道路で1時間ほどだ。この江南地区は過去数回訪問しているが、最初に来た25年程前には高速道路は殆どなく、新幹線もまだ開業前だったが、党の号令一下、僅か10数年の間に高速道路網も新幹線網もあっという間に延伸され、今では日本の数倍も広範囲な営業路線を持っている。

 

25年前は上海を出て暫く走ると、高速道は途切れてしまって、蘇州までは一般道を走ったが、その後南京までは一般道を走って行ったが、道路はゴトゴト道ではなく、かなり綺麗にアスファルト舗装されていた。それは丁度日本に東名高速ができる以前の国道1号線のような感じの幹線道路だった。その後、中国へは各地を旅行し、あちこちで長距離バスに乗ったこともあるが、どこも幅広の車線で、日本の地方の高速道にあるような単線の道路にはお目にかからなかった。今では北京から北に延びる高速道は、万里の長城直下をくり抜いて、その長さは日本で一番長い新清水トンネルよりも長いものだった。

 

高速道は案外空いている。今では米国を抜いて世界一販売台数の多い中国、人口も圧倒的に多いのだが、高速道は日本のようには混んでいない。この状況は自分が過去経験した地方の高速道でも同様だった。車線が多く、車幅が広いので、空いているように見える訳ではないと思うが・・。途中で一か所トイレ休憩。高齢者の多いツアーだから、頻繁に取り柄休憩がある。トイレの近い高齢者に取っては有難いことだ。既に料金所は通過している。ここでの15分の休憩が終われば、もうすぐにも上海だ。

 

高速料金所。日本と同じように自動通過システム(オートチャージ)が採用されている。

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高速道は車線も多く、車幅も広い。

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上海に入る手前のサービスエリアでトイレ休憩。市内の渋滞を見越してか・・。

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