ちゃおチャオブログ

日々の連続

江南周遊(57)上海市内観光へ。

 1時間半の駆け足鑑賞を終えて、上海博物館を出る。

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ここは人民広場の直ぐ近くにあって、上海市の中心部だ。

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ブンドにも近く、川向う(黄浦江)の高層ビル街も見える。

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駆け足で上海博物館を見た後、これから上海市内観光に向かう。博物館の出口にあるフロアーは大きな土産品ショップになっていて、館内で優れた工芸品を見た後のやや興奮状態の観客を対象に、骨董品から現代もの、工芸品等々あらゆるものを扱っている。商人の国、中国らしい趣向だが、値段は驚くほど高値だ。貴重な骨董品だから値段も張る、というものだが、表向きは骨董品でも、中身は偽物、という例は、中国では往々あることだ。

 

3年程前ネギさんとトラピックスのツアーに参加し、この上海で、輝石の置物20万と紫檀の仏像10万を買ったが、その紫檀のほうは見事に偽物で、何かの新素材を加工したものだった。輝石の方はまだ何とも言えないが、今思うと、これも又新技術の加工品かも知れない。中国人はこうしたインチキを平気でやる人種だから信用できない。博物館内にある土産店だから、間違いないと思ったら、それは飛んでもない間違いだ。数百万の大金を払っても、ドブに捨てたような結果になるかも知れない。

 

博物館の裏手に大きな駐車場があって、出口を出てからそんなに歩かずにバスに乗れるのは楽だ。博物館とか美術館は展示場所が広いので、考える以上に歩く距離が長い。エスカレーターがあるとはいえ、相当な歩行数になる筈だ。その点、駐車場が近くにあって、歩く距離が短いのは助かる。この上海博物館は上海市の中心部、旧イギリス疎開地の中にあって、直ぐ近くには人民広場がある。人民広場は上海の殆ど中心的な場所にあり、周辺には高層ビル、国際的な高級ホテル、政府官公庁の大きなビルが林立している。以前自分が足しげく上海に通っていた頃には、この裏手にある北東料理店と近くの按摩店を良く利用していた。もう上海通いを止めてからは4-5年になるが、この辺りのビル群の光景は以前と全く変わらない。

 

 上海市内を走る地下鉄も、すべてこの人民広場に集中する。地下に大きな駅とマーケットがある。

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通りの向こうが人民広場に接する人民公園だ。

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 高層ビルの1階には、元からこの場所にあった古い薬局が、昔の建物を保存する形で、ビルの中に組み込まれている。

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