ちゃおチャオブログ

日々の連続

江南周遊(70)朝の散歩からホテルに戻る。

街中ではブロイラーの鶏を丸ごと1尾売っている店もある。

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公衆電話などなかなかスマートだ。カード式だから現金収納ボックスもない。

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道路の向こうではリヤカーを引いている人もいる。沢山の荷物だ。

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そろそろホテルに戻る時間になってきた。街歩きをしていたら、1時間等直ぐにも過ぎてしまう。迷子になったら大変だ。時間通りに戻れなくなってしまう。戻る方角を間違わないように、周囲の景観を確かめながら、戻っていく。知らない土地では、正しいと思っていて歩いて行った先が、とんでもない方向にずれていた、ということはしばしば起こるので、気を付けなければ・・。

 

それでも珍しいものには目を取られる。先刻も路上を走るセグウェイを見たが、東京で見るのはせいぜいスノボ、街中を走るセグウエイなど見たことはないが、これなどはむしろ上海の方が東京よりも進んでいる。日本がゆっくりのんびりしている間に中国はどんどん先に行ってしまっている。5G通信、顔認識システムなどは、日本はもうとても直ぐには追い付かない。

こうした遥かに進んだ近代的な技術があるかと思えば、街中には未だにリヤカーを引いた人とか、長い竹竿を沢山積んで、どこかへ運んでいる人もいる。アンマッチな部分は沢山残っている。昨夜も煌びやかな表通りから一歩住宅地に入ると、街灯もまばらな薄暗い通りが続き、現代中国でよもや強盗追剥の類は出ないとは思うが、歩いていてもかなり不安にはなった。

 

こうした近代性と後進性。中国の近代と後世の落差、二面性は街を歩いていてもしばしば感ずるが、急速に近代化を進めてきた国だから、後進部分は置いてきぼりを食わざるを得ないのかも知れない。個人の落差にもそれは表れていて、毎年発表されるフォーチュン誌の世界の大金持ちトップ100に人は、僅か数名の日本人に対し、その数倍も中国人がランキングされている。一方で又地方の貧困層も数えない程存在しているのだが・・。 そんな風にきょろきょろしながら歩いていると、漸く前方にホテルが見えてきた。時間はまだ十分余っている。

 

通りの向こうには又セグウェイが見える。

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一方で又、こんな長い竹竿を引いたリヤカーも見える。

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漸くホテルに近づいて来た。ナベさんもかなりの買い物をした。

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