壮麗な政治ショー。総理も女知事も強権を発動することにより、自己の基盤を強固なものとする。国民を都民を右から左に動かすことにより、自己の権力が更に高まったと錯覚する。言う事、やっている事、お願いすることは昨日までと全く同じだが、「緊急司令」を出すことにより、国民は驚き、右往左往し、為政者は満悦する。
やれやれドンドン、打ち上げ花火。与党も野党もマスコミも国民も、寄ってたかって国庫の食いつぶし、つかみ取り。我先に分け前に預かろうと。今日も国会、衆院参院、与野党、一斉合唱、「もっと寄越せ、もっと払え！」と。後先考えずに空っぽの財布を叩き潰す。
紙を刷るだけだから、なんぼ刷っても誰も困らない。１０８兆円と言ったら、今年度の予算以上の額だ。だが、誰もストップはかけない。イケイケドンドン、戦後最大の国家の危機だと。戦後最大？ ２０００万人の国民が路頭に迷い、３００万人の国民が戦火の犠牲になった。今現在コロナでは１００人の死亡者、５０００人の感染者。このまま放置しても10万人の感染者と1万人の犠牲者。それがどうして太平洋戦争のたとえられるか！
今回の新奇ウイルスを奇貨として世界の指導者が浮かれ騒ぎ、被害を拡大している。自身の不都合を隠し、不具合を糊塗し、失敗をこの珍奇ウイルスの責めに帰す。本来総理は7年間のアベノミクスの総括をし、失敗を謙虚に国民の前に謝罪しなければならない。しかしこのコロナCoronaCovid-19は天佑だ。彼の失政をすべて帳消しにしてくれた。
国民の９９％がコロナ大変、弱者救済、ありったけの国庫を投入すべきだと、ドンドンパチパチ、大騒ぎ。それに反対しようものなら、村八分、非国民。
好きにやってくれ！ 宝くじでも当たらないような３０万円。今まで持ったことのないような人にまで３０万円！ 大判振る舞い！ 中小企業は１００万と２００万円！ バカみたいな話。今の自分よりも、贅沢に、裕福に暮らしている人々に国庫を空にしても大盤振る舞い！ もう好きにやってくれ、国は潰れる。
