ちゃおチャオブログ

日々の連続

4.16.(木・晴れ)韓国に敗れたりー隣国を見習え。

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昨日現在、日本の感染者数はとうとう1万人を越えて、韓国を上回った。死者数も200人に近づいていて、これも間もなく韓国の死者数を越えて行くだろう。人口800万の香港は東京23区とほぼ同じだが、ここ1週間一けた台の感染者。昨日は僅かに一人、イギリスから帰国した留学生だ。香港の死者は100人ちょっとだが、台湾は驚くべきことに、僅かに6人。日本の200人から見たら、驚異的数字だ。医療、行政のしっかりしている筈の日本の惨状。どうしてこうなったのか?

それは一言で言えば、行政のまずさ。もっと端的に言えば、反韓、反中国に真っ赤に染まった政権中枢部が、韓国、中国の成すこと、発表することを根から信用せず、捏造数字の一言で、現実を見ようとしない姿勢にある。

反韓反中感情は見る目を曇らせ、正常な判断を阻害し、隣国での優れた成果を正当に評価せず、国を間違った方向に持って行く。戦前の中国国民政府を「相手にせず」と切り捨て、どんどん日中戦争の深みに入り込み、結局足抜け出来ずに、国家を滅ぼした悪夢が蘇る。

日本と韓国を初めとする他の近隣諸国との間にどのような違いがあるのか。それはひとえに市中感染者を野放しにするか、適切に検査対象にしているかにある。韓国のドライブスルー方式の検査方法は世界の中でも好評で、米国ですら採用している。日本でも細菌学者の多くは早くからこの方式の採用を提起し、政府にも促してきたが、最初にやり出したのが韓国であり、政権内部では最初から嫌悪感があって、未だに採用に至っていない。検査数は未だに先進国の中で日本は最低だ。こんな状態ではいつまで経っても市中感染者を把握することは出来ず、周辺国から笑いものにされかねないが、政権はそんな事すら気が付いていない。もう末期的だ。坊主憎けりゃ袈裟まで憎い、では国は傾いていく。憎い相手であろうがなかろうが、方式や結果が良ければ、謙虚に受け入れるべきだ。反韓に凝り固まった政権には、そうした広い心で良いことを受け入れる余裕も無くなっているのか・・。このまま感染者数も死者数も増大して行ったら、政府の失政と言える。隣国の優れた成果をもっと謙虚に取り入れ、これ以上の増大を食い止めるべきなのだ。

 

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