ちゃおチャオブログ

日々の連続

5.14(木・晴れ)緊急事態、一部解除。

f:id:commodore:20200515211040j:plain

 

世論の大きな声に押されたのか、今月末までの緊急事態継続は、今日一部で解除された。東京、大阪、北海道の今なおくすぶり続けている特定地域以外の県は解除され、今後は各県知事の判断により、手綱、引き締め、自粛の緩和等々は独自に判断していくことになった。確かに、岩手県などは今日まで一人も感染者は出ておらず、鳥取、徳島、鹿児島等は10人未満だから、そもそも全国一律の行動制限というのは、おかしな判断だった。スペインのように県を越える移動を禁止すれば、これ等の県には感染拡大の恐れはなかった。

いずれにしても、今日の政府決定は一歩前進だ。それだけコロナ対策が進んでいて、撲滅、壊滅までは至らないとしても、全国感染者数は連日100人を切っていて、死亡者数も限定的だ。ロシアのように毎日1万人以上が感染している泥沼、医療関係者だけでも150人以上(米国に次ぐ25万人の感染者の中で死者は僅かに2300人の僅少)が既に死亡している最悪状態と比べたら、厚労行政の烏煙さには多くの批判はあるとしても、結果からみれば世界の中でも成功している部類だろう。

第2波、第3波のぶり返し、揺れ戻しは当然あるだろう。だから、解除と言っても、さあ、明日から自由自在だ、という訳には行かない。赤子がよちよち歩きをするように、周辺の状況をみながら、おっかなびっくり、門戸を開いていくしかない。

Try & Go, 試行錯誤の中で、従前の日常を取り戻していく以外にないだろう。今日は又28歳の相撲力士が不幸にも亡くなったが、彼は糖尿病の疾患を持っていたとのこと。再三言われていたように、基礎疾患のある人は、十二分に気を付けなければならない。それにしても、先日の元外交官岡本さんの発症の経緯、基礎疾患の有無、等々が未だに明らかになっていないが、厚労省は、国民に安心してもらう為にも、全ての情報を公開すべきだ。その内容の是非善悪については、国民が自ら判断する。情報操作、情報隠しは、今問題になっている中国と同根だ。民主行政に徹するべきである。

 

f:id:commodore:20200515211129j:plain