５．２５（月・晴れ）不幸な国の不幸な国民。

＃嘘つき総理は日本にいらない！

４月７日に発令された緊急事態宣言が、今夕の総理会見で全国一律に解除されることとなる。日本は１か月半経って漸く、徐々にではあるが、普通の日常が取り戻されるようになる。

しかし、世界の現状を見ていると、未だ尚悲劇の真っただ中で、南米、アフリカ等ではこれから更に悲劇が拡大していく模様だ。この今回のコロナ騒動で、世界各国の指導者の出来不出来がクローズアップされてきている。コロナは実に各国指導者の勤務評定で、成績表だ。

中で最悪なのは言わずと知れた米国トランプで、昨日現在で感染者は既に１６０万人を超えていて、死者も１０万人になろうとしている。中国の数字にどれ程の信頼性があるかどうかは別にしても、発生国中国の感染者１０万人未満、死者数５０００人未満と比べ、後発の米国が感染者・死者共に１０倍以上の桁外れの多さは、トランプの指導力に帰するものである。即ち、国の制度、政体は異なるとはいえ、トランプは習よりも１０倍も劣った指導者だということは、この数字が示している。確かに自国のコロナコントロールをそっちのけにして、原因国中国への非難に終始し、挙句の果ては中国への賠償問題を早くも口にしている。そんなのは、コロナが終息してから、いつでも出来ることで、今は火消しに集中しなければならない時なのに、そんな事も分からない低能ぶりだ。

次の落第生がブラジルのボルソナロ。感染者は遂にロシアを抜いて米国に次ぐ２番手、３５万人。死者も２万人を超えている。４月１日時点で感染者は僅かに５０００人、死者も５００人未満だったのが、この２か月で急増、まさにパンデミックの状況で、歯止めが利かない。この２か月で厚生大臣を３人も解任し、首のすげ替えをしても感染の増勢は止まらない。彼はトランプ以上の無能ぶりを発揮している。３人の厚生大臣はボルソナロに異を唱えたものだったが、大統領にはそれが気に入らず首にした。国民を人質にしても尚、自身の間違った考えを押し通したいようだ。バカとキチ害に付ける薬はないと言うが、正に彼のことか。

次はロシアのプーチン。全く得体の知れない男だが、威張ることだけが取り柄のような男で、さしものツアーも、コロナウイルスには効き目がない。今では感染者２位の座をブラジルと競い合っている。死者数こそ３５００人と好成績に見えるが、これは彼がKGB以来最も得意としている数字のまやかしで、実際の死者数は全く分からない。実際は数十倍する死者数に違いない。

更に挙げるとすれば英国のボリス・ジョンソンとスエ―デンの首相。この２国はロックダウンせずに、市中感染を広げて、社会全体の免疫抗体を得ようとの考えだったが、それは見事に失敗した。英国は失敗に気づき、その後方向転換して、ロックダウンを行うようになったが、時すでに遅し、今では欧州一の感染者、２５万人と死者も４万人近くになっている。スエ―デンは北欧諸国の中では飛びぬけて悪く、域内でつま弾き状態になっている。

これ等の国はすべて民主国家で、大統領、首相は選挙により国民が選んだものである。最良の選挙だったかどうかは分からないが、結果としては最悪のリーダーを選んでしまった。その選挙により選ばれた無能なリーダーにより、不幸が自分たちに降りかかってくる。自業自得では片づけられない不幸な出来事だ。米国などトランプのバカげた政策により、死者は既にベトナム戦争時を越え、新たな深い悲しみを生んでいる。民主国家の中で、国のリーダーを選ぶ唯一の手段は選挙だ。誰を国のリーダーに選ぶかは、国民は心して選挙に臨まなければならない教訓となっている。

翻って今の日本はコロナ対策に関しては先進国の中では優等生だ。だが、だからと言って、総理の指導力が良かったからだとは、国民の殆どは思っていない。日本の好結果は国民一人一人の自覚と自助努力により成されたものだと思っている。そんな中で検察庁の最高幹部が、総理の御達し、自粛要請など屁の河童、賭けマージャンにうつつを抜かしていたが、そんな反社会的破廉恥男は日本の中ではごく稀だ。顔に大泥を塗られた総理は、これも又バカじゃないか、怒り心頭になる処か、恵比須顔での寛大処分、懲戒免職どころか、退職金満額払いの超法規的処遇。国民はこのバカげた総理に怒っている。こんな総理に任せていたら、日本の将来はない！　将来の日本が不幸な国民と、他国から同情と卑下をされない為にも、