ちゃおチャオブログ

日々の連続

6.16(火・晴れ)総理もトランプも見限られた!?

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昨日の河野防衛の突然の発表には国民の多くが驚いた。あれ程論議を呼んだ陸上イージスの凍結発表だ。実質的には計画中止宣言。今まで外務、防衛と総理の言いなりになっていた河野の久し振りに見る晴れ顔だ。

国にとっても、内閣にとっても重大発表だ。本来なら総理自らが発表すべき問題である。河野が高らかに宣言する直前に総理に相談したかどうかは明らかになっていない。しかしそのいずれにしても総理の地盤沈下の甚だしさを象徴している出来事だった。

この陸上イージス、総額1兆円もかかる莫大な設備費に、国民の多くは反対し、嘗て大艦巨砲主義がそうであったように、この設備が完成する何年後か先には、もう既に無用の長物化しているだろうと。その国民の反対論を押し切って、一人息巻いていたのは総理自身で、日本の防衛には不可欠である点を力説していたが、それは取りも直さずトランプとの個人的な口約束を履行するが為であって、国庫1兆円をトランプに捧げる為のものだった。

河野が総理に事前に相談していたとすれば、総理は猛烈に反対しただろうが、総理はそれを押しとどめることは出来なかった。もしも総理への事前の相談もなく、河野防衛が大臣としての職責上独自に発表をしたとすれば、総理も随分と見限れたものだ。河野はもう既に総理の力はないと見ていた。首にしたいならしてくれ、と開き直った態度だが、今の総理には閣僚を首にする力はないと読んでいた。

総理のトランプに対する約束事を反故にすることの大きなReactionも当然考慮されただろうが、河野も省内ももうトランプの再選はないだろうと読んでいる。後からトランプにどんな難癖を吹っ掛けられっるか分からないが、いずれ秋までの命、嵐が過ぎ去るのを待てばよいと。トランプも又日本政府から見限れたものだ。

トランプは軍内部からの反対意見が盛り上がってきて、あまつ、最大宗教団体エバンゲリオンからも肘鉄を食らっている現状では、再選は到底覚束ない。

同じように国内でも、自衛隊内部からもこの陸上イージスについては反対論もあった。良識的な自衛隊員だから表向きの不平、不満は口にこそ出さないが、こんな将来のガラクタに1兆円もかけるなら、もっと他にやることはあるだろう。自衛隊出身の元防衛相中谷さんなどもそのような発言をしていた。彼とか、矢張り元防衛相の小野寺さんなど、これとは別に黒川検事長処分問題には、政府を批判していた。彼等が自衛隊の心情を代表して発言している訳ではないだろうが、多くの自衛隊員、幹部は、総理の秘蔵っ子、稲田元防衛のハイヒールでの観閲式には心よく思ってかった。総理も稲田も一蓮托生、同じ穴のムジナだと。稲田が次期、女性初の総理を狙っているという。こんな素っ頓狂な女に国を任せたら、たまったことじゃないと。

 

総理は既にカジノ問題で、膝下の子分が業者からの接待漬けで失脚し、法案も潰れたが、トランプとの裏約束、肝心の胴元、サンズが日本進出を諦めたことによって、トランプへの言い訳に事なきを得たが、はてさて、今度のイージス問題、どんな言い訳をするつもりか・・。ただ、今年はG7テレビ会議になって、直接トランプと顔を合わせることもないので、テレビの中では知らんぷりを決め込めば、何かとお膝元の忙しいトランプのこと、こんなことまでは気が回らないか・・。

いずれにしても総理もトランプも国民から見放され、これからは凋落の一歩を下り落ちていくだろう。

黒川に関しては、余人に代えがたき最重要人物、陸上イージスに関しては、日本の国防に不可欠な最重要レーダー、と力説していたが、この二つの最重要案件がぱっと目前から消えてしまった今、さて、野党はどのように攻めていくか?

 

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