ちゃおチャオブログ

日々の連続

6.30(火・雨)悪果の因業、老母が初老の息子を絞殺。

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瀬戸物で有名な瀬戸市は名古屋から電車で1時間もかからない田園地帯にある。瀬戸物が焼き物の代名詞になる位に有名な町で、歴史も古い。この町の外れに焼き物神社もあった。

その静かな焼き物の町で、昨日悲惨な事件が起きた。84歳の母親が酔っ払って寝ている長男59歳の首を電気コードで巻いて絞め殺した。ニュースではこの59歳の無職の息子は酒を飲んでは母親との口論が絶えなかったようだ。母親も耐えかねて殺害に及んだとのことである。

県営住宅に母子二人で住んでいたようだが、無職の息子では母親の年金が唯一の収入源だったかも知れない。貧しい生活環境が想像される。59歳にもなって、まだ自分の僅かな年金の脛をかじり酒浸り。母親としては耐えられなかったかも知れない。

84歳、長生きし過ぎたのだ。同じ団地の周りの同年齢、多くは既に亡くなっているだろう。本人もこれ程長生きしなければ、こんな地獄を見ることも無かった。運命は残酷だ。息子を殺す前に、自分が先に死ぬことを考えなかったのか・・。

業だ、悪業だ。誰もこの業からは逃れられないのか・・。人生の最終盤に息子殺しの犯罪者になるとは・・。救われない。ニュース報道だけでは不明だが、他に助け合うような家族はいなかったのか・・。これも又貧しさゆえの犯行か・・。何のために84歳まで生きてきた人生だったのか・・。前因悪果、今までの84年間、どんな生き方をしてきたのだろう・・。救われない人生。もっと早く終止符を打つべきだった。

 

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