毎年同窓会誌が振込票と一緒に送られてくる。見開き２枚、僅か８頁の会報だが、中は殆ど見たことはない。ただこの中で年会費納入者欄があって、この名前は見る様にしている。名前と顔は一致しないかも知れないが、ぼんやりと思い出す。兄も同窓だが、１０年前に亡くなり、今は名前は落ちている。義兄は更にその上で、第44回卒業生。かなり多くて２０人位が乗っている。一番古いのが２９回卒で、今や一人。次もその次も一人か二人だ。２９回というと大正生まれだ。自身は６０回。まだ６３人が残っている。逝去名簿を見ると４人の名前が出ている。知っている名前だ。７０前半でまだ早い。義兄の年次は１２名。８０後半になれば、どんどん減って行くだろう。今年の６０人、さて来年は何人になっているだろう。
