町の郊外、山間部に広がる住宅地。
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住宅の庭には、綺麗な花も咲いている。
伊予三島、現四国中央市は海に面していて、港がどんな感じかも見てみたい。三角寺からの山道を出て市街地に入るが、町は全体に海に向かって傾斜している。以前は丘陵地だったところが開発され市街化されたのだろう。地方の寂びれた小都市と想像していたが、意外と賑やかで、明るさもある。町全体が新しい。オンボロビルや陋屋などは見られない。予讃線の踏切を通過し、町中を通り過ぎて海岸へ出る。新港は大きな煙突の立つ工業港のような感じでもあるが、コロナ禍なのか元々なのか、停泊している貨物船は1艘だけで、淋しい限りだ。見るとセメント工場の煙突に麻生セメントと書かれている。あの麻生財務大臣の母体の会社だ。四国のこんな場所にも、根を張っていたのか・・。
その新港の先に以前の漁港があり、沢山の漁船が係留されている。ここも又コロナ禍で開店休業状態か・・。この災禍から日本はいつ抜け出せるだろうか・・。漁港を通り過ぎ、新居浜、西条の方向に向かって進んで行くと、沢山の車の洪水に巻き込まれる。海の方の埋め立て地の方角から、乗用車がひっきりなしにやってくる。工場の終業時刻のラッシュアワーで、帰宅を急ぐ車の洪水なのだ。ああ、この辺りは川之江の工業地帯。エリエール、大王製紙を初めとする製紙工業の埋め立て地だ。車の洪水に飲まれながら、漸く国道11号線に出て、新居浜経由、西条に向かった。
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貨物船が一艘停泊しているが、経済活動は低調のようだ。
新港は工業港のような感じだ。
おや、麻生セメントがこんな所にも出てきている。
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新港に隣接して、旧漁港もある。
漁船の出入りもなく、活動は低調のようだ。
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