ちゃおチャオブログ

日々の連続

10.22(木・曇り)二泊三日の総理外訪。

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国会が始まる前のこの時期に、総理が二泊三日の駆け足外訪をする必要があったのか。ハノイに1泊、翌日はジャカルタに1泊して帰国。自分の貧乏旅行よりも慌ただしいバタバタ外訪だ。インド太平洋、中国を念頭に自由な航行を主目的に外訪したようだが、この問題は今すぐどうのこうの緊急性がある問題ではない。今すぐ行かなければならない問題ではない。

当初はタイ訪問も計画していたようだが、タイの国情不安定で、タイをオミットしたようだが、だとすれば、豪州なり、NZを入れるべきではなかったか。バンコクで1泊する予定をシドニーに差し替えれば済むことだ。アジア太平洋同盟を強固にするためには豪州は欠かせない。今回の外訪は明らかに片手落ちだ。

そもそも日本はGNP世界3位の大国である。総理はその大国を代表する顔である。自分の貧乏旅行のような外訪ではなく、ちゃんとした形での外遊、ゆっくりと現地の文化、歴史に触れ、政治会談だけでなく、経済界、文化人との会食、会合なども必要だろう。大国の総理としての落ち着いた振る舞いが求められる。2国への二泊三日の外訪は、外務大臣がビジネストリップで行うようなもので、日本の総理には相応しくない。マスクにしても、外国人材にしても、外相で十分の話だ。

全く誰の発案で、このような外訪が練られたのか知らないが、菅さんにしても前の安倍氏と同様、周りの補佐官、秘書官に人を得ていないようだ。心ある補佐官なら、こうしたドタバタ外交はストップをかけるべきだった。キャノングローバルの宮家さんは内閣参与だから意見は言えなかったのか・・。先輩の飯島氏に遠慮したのか・・。

 

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