４年前の大統領選。殆どの人はクリントン有利で、トランプが勝つとは木村太郎しか言っていなかった。その後の木村さんのマスコミ突出ぶりは見ての通り、鼻高々だ。その木村氏、今回も又トランプ再選を予測していたが、予測が外れ、今はややしょげ返っている。
確かに各州で行われた不正選挙の法廷闘争は、ことごとくが最高裁で退けられ、不正選挙をテコにしての再選は絶たれたようだ。普通の感覚だったら、来週の水曜日に行われる代議員選挙でバイデンが選任される、と考える処だが、トランプはそうではない。彼の秘密兵器はその代議員を抱き込むことだ。代議員を買収する訳には行かないが、篭絡させることはできる。バイデンの中国関連での幾つかの不正行為に関し、FBIが捜査に乗り出した、との報道もあり、残り数日の間にこの捜査が行きつくところへ行けば、民主党サイドの代議員も気持ちは揺らぎ、そこへトランプの魔手が引っ掻き回したら、或いは、民主党代議員の裏切りもあるかも知れない。前回代議員投票では、クリントンの嫌いな民主党代議員９名が寝返ったとのことだが、もしも今回、息子の不正に嫌悪を感じた代議員が３３名出てくるとすれば、トランプの大逆転で、大統領に再任される。
トランプが負けを認めていない以上、最後の最後まで、代議員投票の結果が出るまで次期大統領は確定しないという、今回は全くタイトロープの綱渡りの様相だ。トランプさんは本当に最後まで世の中を面白くさせてくれる。
