ちゃおチャオブログ

日々の連続

12年ぶりの石垣島(8)石垣離島フェリーターミナル。

離島フェリーターミナルへ行く途中、ホテルの前のサザンゲートブリッジも遠方に見える。手前は県警の警備艇だ。

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  • フェリー波止場からどこの島へ向かうのか、一隻が出て行った。

    f:id:commodore:20210311212035j:plainフェリー待合ホールは、客はほとんどいない、がらん胴の状態。

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    • 係の人に明日の西表島行き出航状況を聞くと、7時10分、定刻に出る、とのこと。

      f:id:commodore:20210311212159j:plainWarf,波止場も人気が少なく、ひっそりしている。

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    • 沖縄本島から約400キロ南に位置する石垣島は、幾つかの島嶼で成り立っていて、それ等を総評して八重山列島と呼ばれている。この中には当然ながら尖閣諸島も含まれていて、現在ここは無人島になっているが、10数個の島嶼の中で、殆どの島は人が住んでいる。直線距離で400キロと言うと、東京から大阪位までの距離であるが、明治になる以前、八重山琉球王国に所属していた。その琉球王国の首都首里と石垣の出先、宮良殿内との間の役人の赴任、年貢品の上納、等々、この400キロの大海原を航海して行われていた。首里から見た石垣、宮古は先島と呼ばれ、過酷な年貢の取り立てで、多くの悲劇を生んでいた。人頭税という言葉も、この島でのみ使用されていたのだ。

    • 10数個ある八重山列島で中心となるのはここ石垣島で、ここをキーステーションとして、各離島へのフェリーが就航している。船会社によって岸壁は異なっていて、先刻大きなフェリー船、与那国丸が係留されているのを見たが、それは与那国海運の所有する船と波止場で、他に大東島とか宮古海運は別の波止場を持っている。その中で、一番モダンで、近代的なハーバー、それが石垣離島フェリーターミナルだ。ここから八重山列島の殆どの島にフェリーや快速艇が往復している。明日は西表島に渡ってみたい。運行状況を確かめておく必要もある。

12年前は、手近の竹富に行ったが、西表島には行かず仕舞で終わってしまった。今度は、この機会を生かして、島に上陸してみたい。それにマングローブ、ここではヒルギと呼ばれているが、その水陸両棲の植物、ヒルギの林も見てみたい。大きなフェリーターミナルは、12年前は沢山の観光客で列を成していたが、今日の待合ホールは、コロナ禍でがらん胴の状態。次の出船を待つ乗客が数人時間待ちをしているだけだ。幾つか欠航もあるようだが、明日の予定を聞くと、朝7時10分に出航予定。往復3040円。予約しなくても、客は少ないので、明日来て買えば十分だとのこと。コロナ禍で離島航路も欠航しているかも知れないと危惧したが、考えてみれば島の住民もいて、人々の足なのだ。観光客がいないからと言って、運休する訳にはいかないのだろう。それを確認して、改めて第七管区海上保安本部に向かうことにした。

 

  • コロナは観光業にとって、最大の敵だ。

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    海上保安部の方面には大型貨物船の岸壁がある。

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    貨物船埠頭の先には大きなコンテナヤード。

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    • 雨上がりの空。明日の天気は大丈夫だろうか・・。

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      まあ、明日の天気を祈るしかないが・・。

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