ちゃおチャオブログ

日々の連続

12年ぶりの石垣島(32)石垣空港離陸。

石垣新空港は新しく、すっきりしている。

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土産品コーナーも広々しているが、コロナ禍で、人は疎らだ。

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空港は国内線と国際線に分かれているが、今は国際線は閉鎖されている。国内便も少しは飛んでいる。

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大阪行き、福岡行は欠航だ。客もいないのか・・。

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12年前、2回目に石垣にやってきた時は、以前の古い空港だった。だからこの石垣新空港はそれ以降に建設されたもので、全体が新しい。まだ出来てから10年も経っていないだろう。白保の海を守る反対運動で建設は大幅に遅れたが、反対者が主張していたように、その後、この白保海岸が空港建設により汚染され、貴重なサンゴ礁が破壊された、という話は聞いていない。反対者の意向がどの辺にあったのかは、部外者である自分には分からないが、反対を盛り上げる為なのか、自己の名誉欲だったのか、朝日新聞の記者などは、自らサンゴを破壊し、その写真を堂々と新聞一面に掲げた行為は、新聞記者、中立な報道をすべきマスコミ人としては、断じて許されることではない。

 

空港ビルは新しく、右側に空港各社のチェックインカウンター、左側に大きなスペースを取って土産店各店のコーナーがある。可哀そうに。コロナ禍で客の姿は疎らだ。街で買えば空港の半値位で買える土産品。石垣の人は街の商店で買って、ここでは何も買わないだろう。殆ど唯一の客は観光客、旅行客になるが、このコロナ禍で激減している。国や県の補償がどの程度あるのか知らないが、商店主に取ってはコロナは残酷な仕打ちだ。土産は既に買ってあるが、又少し買い足す。自宅の隣三軒も二軒が転居し、今だ尚やり取りしているのは向かいの1軒だけだ。と言っても皆高齢世帯で、旅行へ行くのは自分だけで、いつも配る側ではあるが、家を留守にしている以上、旅行土産は欠かせない。今は1軒だけになって、土産代も手荷物の量も随分少なく身軽になったが、毎度のことで、更に小ぶりのちんすこうを選ぶ。気持ちが伝わればよいのだ。

 

この空港は、日本の一番南の島にあるが、国際空港だ。空港ビルはそれに相応しい装いをしている。自分も知らなかったが、昨日西表島へ行き、そこで島内バスの運転手児島さんから教えてもらった。この石垣空港へは香港からの飛行機と台湾台中からの直行便が就航していると。誇らしげに話していた。彼は根っからの島民ではないが、この島に生まれ育った島民も皆同じような気持ちだろう。

 

何事かに反対するのは良い。それは表現の自由でもあるし、思想の自由は憲法でも保障されている。ただ、反対することのみを目的とし、いたずらに解決を長引かせ、その結果、無用な時間と税金が投下される。その状況は各地で見てきた。最大の反対運動は成田闘争で、その結果何が生まれたか。殆どマイナス効果しかなく、今だ尚あの広大な空港滑走路傍に民家が1軒残っているが、全くバカの見本、国の行政に反対することを唯一の生きがいとし、反対闘争の形骸を墓場に持って行く。この石垣新空港では、成田のような見苦しい痣も残さず、すっきりと開港した。ピーチ機搭乗案内がアナウンスされる。いよいよ石垣ともお別れだ。

 

さて、我々のピーチ機は11時出航。間もなくチェックインだ。

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隣には賑やかな色彩のJAL機も止まっている。

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さて、ピーチ機に搭乗だ。

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石垣島さようなら・・。

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