ちゃおチャオブログ

日々の連続

12年ぶりの石垣島(33・最終)成田到着。

あの高い山は於茂登岳かも知れない。於茂登はおもと、万年青に通じる。

f:id:commodore:20210413182210j:plain

山の向こう側には日本一美しい浜辺、川平湾が見えてくる。快晴でないのが残念だ。

f:id:commodore:20210413182252j:plain

安定飛行に移り、キオスクで買ったラフテイおむすびを取り出す。

f:id:commodore:20210413182327j:plain

初めて食べるおむすびサンドだ。

f:id:commodore:20210413182400j:plain

高度が下がり、房総半島が見えてきた。

f:id:commodore:20210413182444j:plain



4日前、成田から石垣に飛んだ時は、丁度富士山の真上を飛んで、お釜もくっきりと写真撮影できたが、帰りの便は殆どが雲の上で、最初に飛び立った石垣周辺と着陸態勢に入った房総周辺の景色しか見ることはできなかった。行も帰りも好天とは言えず、折角の窓側席も眼下のエメラルドグリーンの南国の海を見ることはできなかった。

 

機が安定飛行に移ってから、空港キオスクで買ったラフテイのおにぎりサンドを食べることにした。初めて食べるおにぎり。今はおにぎりも多様化し、昔の梅干し、サケ、たらこ以外にもマヨネとかキムチなども出されているが、このラフテイおにぎりは沖縄便の特別商品だ。ラフテイと言っても沖縄の人でないと分からないだろう。豚の脂身の多い部位をこってり煮込み、旨味が肉に染みこんでいる。元々は琉球王朝料理だが、今は沖縄の一般家庭でも作っている。泡盛とよくマッチし、自分も沖縄在勤時代は、時々食べたりしていた。そのラフテイを具材にしてのお結びだ。沖縄でないと生まれない発想だが、久しぶりに味わったラフテイの味。最後に又沖縄の思い出深い食文化に触れることができた。

 

成田に近づいてきて、機も高度を下げたのか、眼下の陸地が雲間に見えるようになってきた。去年は4回にわたって四国へ飛んだが、それはすべて羽田からの離着陸で、この成田に着陸するのは久しぶりだ。直線状に果てしもなく続く外房の海岸線が見えて来れば、もう成田だ。3泊4日、石垣・西表の旅は終了する。離発着便も少なく、時間待ちすることもなく、真っすぐ着陸し、機は停止する。タラップを降り、空港バスに乗り、空港出口に向かった。どこもかしも人気は少なく、全く日本の人口が突然に1割程度に減少し、ビルも道路もガラガラの無人の箱物が無機質に立っているようだった。
                        
                         End

 

成田空港、何年ぶりだろう・・。

f:id:commodore:20210413182729j:plain

タラップを降りて、空港バスに乗り込む。

f:id:commodore:20210413182951j:plain

バスに乗って空港内を走るのも久しぶりだ。

f:id:commodore:20210413183041j:plain

空港ビルの中も外も人の動きが殆ど見られない。

f:id:commodore:20210413183134j:plain

さて、これから高速バスに乗って、東京駅にまっしぐら。

f:id:commodore:20210413183224j:plain