ちゃおチャオブログ

日々の連続

石垣再訪(10)川平湾の草花。

川平湾は自然公園になっていて、湾の周辺には様々な花が咲いている。月桃、サンニンの花だ。

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福木の青葉も青々しい。

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ユリと浜百合が一緒になって咲いている。

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名前は知らないが、綺麗な花だ。

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内地で言うサツキのようなものか・・

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川平湾は戦後暫く経ってから全国旅行ブームが沸き起こり、ここが旅行雑誌などに紹介される以前は、わざわざやって来る人もなく、全国的には全く無名の村落だった。昭和30年代以降、人々の生活にも余裕が出てきて、外国旅行は無理としても、国内各地への旅行が活発に行われるようになった。そんな中でも、沖縄本島よりも更に先の石垣島、更に辺鄙な川平湾は旅行者にとっては秘境のような場所だったろう。多くの観光客は内地では見られないコバルトブルーの海を見て、感激したに違いない。

 

石垣市内からやってくる県道はこの集落の中ほどでロータリー広場になっていて、町はこの広場を中心として広がっている。広場から真っすぐ海に向かって2‐3分進むと、川平湾を見下ろす高台になっていて、そこには展望見晴らし台もある。今日は霧雨模様の雨雲で視界は悪いが、天気の良い日にはここから湾越しに於茂登岳が眺められる。又ここには随分早くからクラブメッド、即ち世界の超リッチなリゾート地をプライベートに囲い込み、そこに豪華なコテージを作り、世界中からお金持ちのお客さんを招く豪華ホテルも、この湾のロータリーを挟んだ湾とは反対側の岬にある。12年前、レンタカーでこのホテルの前まで行ったが、余りにもこのホテルがプライベート過ぎて、このホテルの格式と自分との大きな落差を感じ、敷地の前まで行ったが、憚ってUターンしたこともあった。

 

先の高嶺酒造はこのロータリーから県道を少し下った場所にあるのだが、そこからは海沿いの遊歩道をUターンしてロータリーに戻ることもできる。このクラブメッドを有する世界でも有数な観光地、川平湾。全体が自然公園のようになっていて、遊歩道の周辺には様々な南国の花が咲いている。当方、花の名前には疎く、ほんの少しの花の名前しか知らないが、それでも以前見たことのある花とか、沖縄時代、何回か食べたこともあるむーちーびー、即ちサンニン、月桃の花も今頃が丁度満開だ。・・ああ、花の名前を知っていたら、一つ一つに呼びかけ、挨拶も出来るのだが、残念だ。今自分にできることは、写真を撮ることしかなかった。

 

ああ、プルメリア。ハワイではレイに使われる。

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パパイアの実まで生っている! 青パパイアはここでは木になる野菜だ。

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ハイビスカスも色鮮やかだ。

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何のクレマチスだろう・・。

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ああ、サンニンが沢山咲いている。

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