ちゃおチャオブログ

日々の連続

6.23(水・曇雨晴れ)シンギュラリティ・特異点。立花さん死去、熊さん吠える、小池さん入院。

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今日は偶然の事象が重なり合った。文芸春秋で田中金脈を暴いた立花隆さんが4月30日で死亡していたことが公表された。享年80歳。40年ほど前、文芸春秋田中角栄の金脈問題を暴き、その後、田中は失脚し、総理の座からも滑り落ち、刑事被告人になったが、判決前の公判中に75歳で急死した。その時、東京地検特捜検事で活躍していたのが熊崎勝彦で、後に特捜部長、最高検公判部長を務めた。熊さんが吠える。昨日BS8で2時間吠えていたが、今日はBS6で再び吠えている。だが、政治家は遠吠えとしか受け取っていない。昨日もBSフジでは、涙を滲ませるようにして、真実を語っていた。真に検事らしい検事で、未だなお、日本の検事の多くは彼のような気概を持って職務に邁進しているだろう。

40年前、立花は一筆のペンで、時の最高権力者を野に追い、流石、ペンは剣よりも強し、の感を当時の多くの国民は思った筈だが、最近、そのペンの力はどんどん落ちてきて、剣よりも鈍ってきている。

その一つの例が、同じく文言春秋に3年ほど前、小池知事がカイロ大学留学中のルームメイトが手記を載せていて、小池さんの裏の顔、人間性の無さ、ひどい性格を綿々と綴っていて、ああ、これで小池もお仕舞か、と自分は見ていたが、彼女は屁の河童、痛くもかゆくも無い様相で都知事を継続、あまつ、再選までした。これ等を読んだ都庁職員から造反でも出るかと見ていたら、職員は全くのナシのつぶて。無風状態だった。天下の文芸春秋がここまで落ちたかと・・、自身暗然とした。

 

その小池氏が、過労の為、今日から緊急入院。都が五輪の主催者で、石原さんにしても猪瀬にしても、東京誘致を盛んにアピールしていたが、ここ最近の小池氏は、こと五輪に関しては、当事者能力を失くした感じで、殆どの発言は無かった。風に乗るのが上手い女性と言われている。ここは緊急避難的に入院に逃げ込めば、波風は立たないか。

彼女の巧妙な立ち回りが見え隠れする。7月四日は都議選だ。彼女はもう既に都民ファーストを見限っていて、何ら応援もしていない。都知事になって、都議会第1党になってはいるが、内部はもう既にガタガタだろう。彼女に取ってメリットのないものは無価値に等しい。

小池氏も40年前、当時の12chニュースアシスタントとして、金脈問題に触れ、熊崎検事同様に日本を良くしようとの思いが強かったに違いないが、政治の世界に長く漬かり、方向を誤ったか・・。

 

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