ちゃおチャオブログ

日々の連続

石垣再訪(39)鹿島臨海工業地帯上空。

利根川上空を遡上し、鹿島上空にやってきた。

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利根川の中州なども良く見える。

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ああ、臨海工業地帯にやってきた。鹿島人工港も良く見える。

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ああ、幾つもの煙突から煙が出ている。鹿島の溶鉱炉の火は消えた筈だが・・。

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この神栖に隣接して、鹿島工業地帯の煙突群が見えてきた。ここには以前住友金属鹿島製鉄所があったが、何年か前会社が新日鉄と合併し、合併に際し、この2社は日本製鉄の会社名にして、その日鉄鹿島の製鉄所になった。ただその後の鉄冷えで、この工場の高炉の火も消えたと聞いていたが、今飛行機から見ると、高い煙突の一つから煙が出ている。この煙突が溶鉱炉のものなのか、それ以外の化学工場の煙突なのかは自分には判断できないが、多分鉄以外の工場のものだろう。今日本国内に何カ所の高炉があるのかは、具体的には知らないが、多分数える程、2-3あるか、3-4あるかの淋しい限りだ。だからこの鹿島にまだ火が燃え続けているとは思えない。

 

鹿島を全国的に有名にしたのは、サッカーJ1の鹿島アントラーズで、過去何回か日本一の栄光を飾っているが、アジアや世界のクラブチームの大会でも好成績を残している。このチームはJ1が出来る以前は、住友金属のクラブチームで、J1が出来てからも、新日鉄と合併するまでは住金のチームだった。最近はサッカーの試合も見ていないので、現在鹿島がJ1の中で、どの辺りのランクにいるのか知らないが、ネームバリューの高いチームであり、確かジーコも以前このチームの監督をしていたと思った。

 

この臨海地区の直ぐ上、鹿島灘の北側には鹿島神宮もあり、更にその海岸線を登っていくと、鹿島灘の別荘地で有名な大洋村とか、鮟鱇の漁港、大洗港などもあるが、機はそこまでは北上しないで、途中から左旋回し、成田に向かった。下の道を歩けば鹿島も香取も広大な神域で、森も豊かだが、高度の高い飛行機からだと、どこが森で、どこが神宮なのか、定かには特定できなかった。大きな川筋が、平野の中をくねくる大蛇のようにも見えるだけだった。

 

鹿島灘。この先に大洗港があるが・・。

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ここは霞ケ浦の横にある北浦か・・。

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この辺り、鹿島神宮の上空と思われるが、探し切れない。

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機はこの辺りから左反転し、成田に向かう。眼下は北浦だ。

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