ちゃおチャオブログ

日々の連続

石垣再訪(41)旅の終了、成田到着。

房総の田園地帯を抜けて成田に下降する。前方の湖は印旛沼か・・。

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段丘上の田んぼにも水が張られている。

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ああ、高速道も見えてきた。東関東か・・。

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この造成地はなんだろう・・。工業団地か流通倉庫か住宅か・・

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長いような短いような3泊4日、石垣の旅は終了した。何から何までお膳立てされたパックのツアーではなく、カスタマイズされた自分だけの気ままな旅。が、台風2号の影響で、その気儘さも多少は制限されたが、2か月前と今回の2度の立て続けの旅、石垣が随分身近なものに感じられるようになった。

 

茨城、稲敷の田園地帯を上空を飛び、成田空港へは北からの進入だ。風向きの関係もあって、機は空港を迂回するように大きく銚子沖まで出て、鹿島上空、利根川を横切って着陸態勢に入った。前回は富士山の真上を飛び、今回は鹿島灘上空を飛び、この2回の飛行で随分珍しいコースを飛ぶことが出来た。

 

ここ数年、外国旅行もめっきり減って、この空港を利用する機会もめっきり減った。今回のようにLCCでの国内飛行に限られてきたようだ。この空港が出来てもう半世紀にはなるか・・。成田闘争三里塚紛争はもう既に遠い昔の話になった。だが、半世紀経った今も空港内には当時の反対運動の象徴、団結小屋が1軒だけポツンと滑走路の端に残されている。もう何十年の前から同じ場所に広大な滑走路の中に人家が建っている。樹木の高度制限はあるだろうが、心なし、緑の茂みは厚みを増している。

 

日本は平和な国だ。バカじゃないかと思える程に平和な国だ。法律の詳しい事情は分からないが、ダダを捏ねているような駄々っ子をいつまでも暖かく見守っている。強権が発動できない国日本、いや待て、化石のような遺物をいつまでも大事にする老大国日本。どちらの日本が正しく、住みやすいのかは自分には分からないが、そのその団結小屋が大きな庭の庭石のように不動に居座っている前をピーチ機はスーッと通り抜け、第三ターミナルに到着した。
                            End

 

Soft Landing!

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今度も又、良い旅だった。

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ああ、団結小屋の樹木も随分勢いが良くなった。・・これももう半世紀・・。

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3泊4日、石垣の旅を了えた。

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