ちゃおチャオブログ

日々の連続

日帰り信州紅葉狩り(8)池之平での松茸ご飯。

池之平土産物センターの2階には昼食レストランがある。

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右手の霧ケ峰の方向も良く見える。

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車山もぴょっこり頭を出している。

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白樺湖畔には自家用車で来た観光客の姿も見える。

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今日の昼食は白樺湖畔にある池之平での松茸ご飯。今回の日帰りツアーは御射鹿池、紅葉の観光もあったが、この昼食に引かれた面もあった。紅葉だけなら何もわざわざ遠方の長野までやってくることも無く、地元の多摩周辺でもあちこちに見どころはある。しかし松茸ご飯と言ったら、あちこちで簡単に食べらられる訳でもない。もう何年も口にしていない。池之平土産物センター2階のレストラン会場で着席し、期待が高まった。長野は昔から松茸の生産県。どんな見事な松茸が出てくるかと・・。

 

が、それははっきり言って、期待外れだった。大いに期待は外れた。1万円もしないような安い日帰りバスツアーで、期待する方がどうかしている。客観的に言ったらそういうことだろう。出てきたご飯は確かに炊きたてだったが、炊き込みの松茸は薄くスライスされた笠片がまばらに混じり込んでいるだけで、香りも薄く、味覚も薄い。「これが松茸ご飯ですよ」と言われない限り、普通に食べていたら、直ぐには分からないかも知れない。

 

松茸ご飯はがっかりだったが、それ以外の副食は殆ど満足でき、牛鍋も美味しく、マイタケの天ぷらは食べ放題で、あちこちのテーブルから追加の注文が上がっていた。不味いとは言いながらも、他のお客さんがご飯のお替りをお願いしているのを見て、自分も半ご飯をお願いした。何やかや言っても満腹状態で、総合評価としては合格点だった。矢張り、松茸ご飯は高級和食店に行かないと無理だろうと。

 

1階が土産店になっていて、8%割引券に吊られ、子供たち孫たちにあれやこれや土産を買って外に出ると、池之平ホテルの先に見覚えのある、山頂が平らになっている蓼科山が目の前に顔を出している。この山は日本百名山を登り始めた初期の頃、今から20年前、第6座目に登頂した山で、こんな俳句も残されている。
「ずんむりと 立科の山 石の祠」

7合目に古い山小屋があり、その前に皇太子殿下、妃殿下登頂記念の碑が建っていたが、その時はまだ愛子さんが生まれる前で、雅子妃殿下も健康で、二人でよく山歩きしていたようだ。蓼科の扁平な山頂を見て、つい20年前の登山を思い出した。

 

今日の昼食は松茸ご飯。大分期待外れに終わった。

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松茸ご飯には期待外れだったが、他の料理は美味しく頂けた。

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池之平ホテルもこのコロナ禍で大変だっただろい。

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ああ、池之平ホテルの先に蓼科山の平らな山頂も見える。

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