ちゃおチャオブログ

日々の連続

1.15(土・晴れ曇り)度し難い狂った男ども。

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昨日はこのブログで北の度し難い狂った行動を非難したが、この日本でも北と同じような頭が左巻きの狂った人間がいる。去年のクリスマス前の大坂クリニック放火犯は頭の回路が完全に狂っていた。事件の3か月も前から犯行場所をこのクリニックに定め、事前に下見をし、何時の曜日のいつの時間が一番多くの通院者が集まるか、いつ犯行を行ったら、より多くの人間を殺せるか、丹念にスマホアプリに記録していて、この日に定めた。本人自身もこのクリニックの患者ではあったが、院長との間には何らトラブルは無かったと言われる。もう完全に殺人マシーンになっていて、身体や話す言葉は人間だが、心は完全に悪魔に支配されていた。自分が死にたいのなら、他人を巻き込んで死刑になることではなく、崖から飛び込むとか、農薬を飲むとか、割腹するとか、自殺の方法は幾つもあるのだが、思いはそこに至らず、他人を殺して自分が死ぬ、この事しか考えが及ばない。社会や元の妻、家族にどのような怨みをもっていたのか分からないが、こうなった原因が自分にあることが全く理解できない。63になって、世をはかなんで一人静かに死んで行く考えは全くない。自分勝手で、独りよがりで、滅茶苦茶な男だ。

可哀そうなのは、1週間後にクリスマスを控え、この事件で犠牲になった生駒市から来院した40代の夫婦で、自宅には小学生の二人の児童が留守番をしていた。楽しみにしていたクリスマス処か、正月も無いし、もう両親と話すこともできず、顔も見ることは出来なくなった。この放火犯、谷本にも二人の子供がいるという。二人とももう既に成人しているが、その子供に対する親の愛情もなかったのか・・。誰かが犠牲になれば、多くの周囲が悲しむことに理解が至らなかったのか・・。彼の精神構造が、いつの時点で何の契機でこのような人の心から悪魔に擦れ変わったのか、死んでしまった今となっては、もう確認のしようもない。

 

今日は又共通試験の会場の東大で、名古屋から上京してきた17歳の高2の男がナイフを振りかざし、受験生3人に切り付ける。この男も谷本同様に、人を殺して死刑になりたかったと。被害者は幸いに人命を失わなかったが、今年の受験は棒になった。他人の不幸を自分の喜びとする。全く人間として真逆の考えに至った経緯。この17歳は逮捕されているので、その精神解剖は、是非精神科医に解明してもらいたい。養老先生、本を出すだけでなく、こうした精神異常者の異常に至った過程を精神学的に解明し、防止し、社会に役立てていくことが、精神科医の大きな仕事である筈だ。兎も角この17歳の家庭環境、学校の情況、交友関係等、全て明らかにすべきだ。個人情報で守られてはならない。又、首切魔、サカキバラセイトのその後については、マスコミは時々は報道すべきだ。国民も注視しなければならない。変な意味で人権が守られてはならない。

 

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